アルビレックス新潟

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディアの専門家気取りたちが「アルビレックス新潟」の項目を執筆しています。

アルビレックス新潟(- にいがた)とは、新潟市を本拠地とするプロサッカークラブである。

目次

[編集] 概要

Jリーグチームであるが、本州日本海側では最大規模を持つプロスポーツチームであり、女子サッカーチーム「アルビレックス新潟レディース」は元より、シンガポール唯一の日本人サッカーチーム「アルビレックス新潟シンガポール」を所有。さらにはシンガポールが出資する形で、2012年にスペインバルセロナに「アルビレックス新潟バルセロナ」を設立。さらに、同じくシンガポールが出資して、2014年1月にカンボジアの首都プノンペンを本拠地とする「アルビレックス新潟プノンペン」が設立するという、実に新潟県民もビックリな増殖を繰り返すクラブである。

その結果、日本で一番世界進出を果たしているクラブチームである。信じられないんだけど、海外に3ヵ所もクラブを抱えるということは、確かにそういうことになる。

愛称は干潟

なお、雪国を本拠地とするチームなので、J1に昇格して10年を経過し、今年こそACLを狙おうなどという話が出たとしても開幕直後に今年こそ降格だろうと思っているネガティブファンが大勢いるのが大きな特色である。今年こそ優勝だ! なんて夢物語は口が裂けても言えず、言ったとしても他チームのファンのみならず、自チームからもバカにされる運命にある。負けて納得し、勝って不思議がる、判りやすく言うと東北楽天ゴールデンイーグルスの先輩のようなチームである。ついでに言えばカップ戦(菓子杯、天皇杯)などは連戦連敗。まったく勝ち上がることができず、若手の練習試合だと割り切っている節もある。ただし、好くも悪しくも新潟市の気質にマッチしているため、地盤は新潟県のほか、お隣の庄内県魚沼県にも広がっている。

あわせて、サッカー以外にも別法人として野球チーム(新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ)やバスケットボールチーム(新潟アルビレックスBB、女子チームの新潟アルビレックスBBラビッツ、アメリカの独立リーグに所属するロングビーチ・ジャム・アルビレックス)、アルビレックスチアリーダーズ新潟アルビレックスランニングクラブ、スキーやスノボのチームとしてチームアルビレックス新潟、さらにはモータースポーツチームのアルビレックスレーシングチームなどが存在するが、新潟県民でもこの増殖にはほとんどついていけないため、この項目では割愛する。

[編集] 歴史

[編集] チーム結成以前

  • 1955年、前身となる新潟市のクラブチーム新潟イレブンSC結成。
  • 1994年日韓ワールドカップの開催に向け、新潟市にプロサッカーチームを! というサッカー関係者にとっての夢物語、一般人にとってのどーでもいい戯れ言が始まる。
  • 1997年、JFL(J2下部リーグ)昇格。チーム名を「アルビレオ新潟」変更することになったが、アルビレオなんて名称はとっくの昔に商標登録されていた。慌てて、アルビレックス新潟にチーム名を変更する喜劇を、新潟市民は生暖かい目で見守った。もっとも、この事件をきっかけに新潟市民にその存在を(一応)知られるようになる。(ちなみにこの時、「オラッタ新潟」と後一歩の所でつけられそうになった。笑われる名前にならなくてよかったね)

[編集] チーム結成~J1昇格まで

タダ券バラマキなど無謀なチーム経営の負債はこのような所に回っているが、所詮世間は冷た~い。
  • 2001年、日韓ワールドカップ開催にあわせ、新潟スタジアム(通称:ビッグスワン)建設完了。ただし、長野オリンピックの悪夢から抜け切れない雪国人は、こんな赤字を垂れ流す箱物を建てどうすんだと、ずっと無用の長物扱いしていた。さらに、開幕セレモニーとしてさだまさしのコンサートを選んだそのセンスに多くの人間が驚愕した。
  • 2002年、日韓ワールドカップが開催されると、日本人と一緒に新潟市民も世界のサッカーに触れる。そして、自分たちの県にもサッカーチームがあったことを思い出す。その結果、世界のサッカーとおらがとこのチームのレベルの差に愕然とした人間の多くは、ネタとして、日本で最も雪の多い地域の一つでサッカーチームを応援という自虐を楽しむようになる。そして、見事にJ2で昇格失敗。この段階で新潟市民のハートをがっちりつかむ。
  • 2003年に何の因果か最終節に1位をかすめとる劇的な展開でJ1に昇格。この時期の奮闘をきっかけとして、新潟では反町といったら隆史ではなく北京オリンピック康治(隆史も康治も、地元が浦和なんだが…)を指すことになる。ただし、代表監督の反町の下の名前が康治とは知らない人間も多い。ビッグスワン完成と同時に、タダ券のバラマキというそれまでになかった集客方法で熱心なファンを大量に生み出すことに成功する。このマーケティング方法は麻薬の売人が格安または無料で麻薬を提供し、常用者を作り出すのにたいへん似ている。思ったよりもでかいビッグスワンを橙色に染め上げたアルビレックスの成功があまりに派手だったため、日本全国に二匹目のどじょうを狙うサッカークラブが雨後の筍のように出現することになる。しかし、この時期から新潟の誇りだったなんて言うのはいくらなんでも言いすぎである。

[編集] J1昇格後

  • 2004年、J2で得点王としてチームを支えてきたマルクスが抜け、1stステージ終了時で14位と降格の危機に瀕する。予想どおりと大部分のファンは感じていたことは秘密。その後、南蛮国よりオゼアスを召集し、ファビーニョエジミウソンの3人で南蛮戦隊オコメンジャーを結成。この戦隊の活躍により2ndステージは6位と躍進する。
この時期から、強い相手に勝ち、弱い相手に負けるというアルビレックスのチーム性が固まっていく。
  • 2005年、隣の魚沼県大地震が起こったのに、「がんばれ新潟!」という垂幕で魚沼県民から苦情が来る。魚沼県の震災被災者からしてみれば、「魚沼の物は新潟の物? ふざけんな!」である。オゼアスが脱退したが、新たに代打の神様が入隊。世界レベルのフリーキックに驚いたファンは大勢いる。そして、そのフリーキック以外の得点源がなかったことに驚いたファンはもっと大勢いる。まぁ、この時期ぐらいなら新潟の誇りといえなくもない。
  • 2006年、反町監督勇退。代わりにモンテディオ山形から骸骨がやってきた!でも、代打の神様帰国。そしてぎりぎり残留だ!
  • 2007年、シーズン前に深井正樹千代タンデビ純カスマル様、そして新潟に骨を埋める覚悟でやってきた禁則事項ですを補強。これが功を制しチームは快進撃を続けた。中でも禁則事項ですはチームの精神的支柱となりそれまでチームの顔であった慎吾ゴーゴーをベンチへ追いやる程の活躍をみせた。一応、6位に滑り込んだ。その後、チームが引き抜きでガッタガタになるとは知る由もなかった。
  • 2008年、前シーズン終了後禁則事項ですが「やっぱ俺、猫より犬派だから…」と言い残し沈没しかけの泥舟に復帰する。そして、アルビレックスにとってのバースが埼玉のお金持ちのところへ円満に移籍。彼の活躍ぶりから引き止められるわけはないと達観していた新潟県人は多いが、どうせなら、ヨーロッパに行ってほしかった。なお、開幕後に泥沼の4連敗を達成し、エジミウソーーーン(泣)と多くのファンに嘆かせたが、幸い、アレスさんの補強が当たり、なんとか降格圏を脱出。ところが11月になるとなぜかアウェイ戦でゴールが決まらなくなるいつもの病気が再発、順調に順位を落し続け、ついに最終節に、運が悪かったらJ2降格というプチスペクタクルを演出することに成功する。幸いにも、ガンバ大阪をホームに退けることに成功、J1残留を勝ち取ったが、最終的に13位。でも、まぁ、ほら、新潟だし。ちなみにこの年、マル様不在の試合でまったく勝利できなかったことは秘密だ。
    このような順位でも監督の更迭の話が出てこないのが新潟クオリティだが、一つだけ強烈に動いているものがある。それは、2010年にJリーグの春秋制を秋春制に変更するだのいう戯言ついてである。新潟の冬に屋外でサッカー観戦するなどというのは、ある意味自殺行為であるため、サポーター、チーム一丸となって改悪に反対している。
  • 2009年、前年度のチーム得点王アレスさんを手放すことを決意。まぁ、ゴールした瞬間にユニフォームを脱いで、イエロー食らったおかげで、チームをJ2陥落の危機に陥れていたことはサポーターも理解していたため、エジミウソンほど惜しまれることはなかった。代わりに、大宮アルディージャからペドロさんが期限付き移籍やってくる。
リーグ開幕直後から、何か悪いものでも食べたんではないかと思われるぐらいに連携が機能しまくり、リーグ戦で一時は首位にまで立ち、その後もリーグ上位をキープするなどという、新潟の歴史に残る快進撃。もちろん、ファンはまったく盛り上がっておらず、期待もしておらず、なおかつ「今年、何位ぐらいだと思う?」「ここまで調子いいから10位ぐらいじゃない?」などと半ば本気で話していた。これは、褒めた直後に負けるという、悪しき伝統を回避するためにはどうしてもやらなければならない儀式である。あわせて、リーグ戦とはまったく関係ないナビスコ杯では連敗続き、あっという間に敗退している。そんな彼らを見て新潟サポーターは「やっぱり新潟だ」と安心しているのも現実である。
そして、夏に入ると同時にまったくシュートが入らなくなるいつもの病気が再発。多くのファンを安心させると同時に定位置へ向かって急降下し、無事、アジアチャンピオンズリーグ圏内から外れる。しかし、場合によっては、あの妙に薄っぺらな戦力でアジアの強豪と無駄な戦いをしまくるような状況に陥るとも限らないため、訓練されたアルビレックスファンでも気が気ではない状況が続くことになる。
8月末、レンタル移籍なのにチームでもっともゴールしまくっていたペドロさん大宮から完全移籍させる、と同時にネズミと11匹の仲間にン億円で売り渡す。仕組んだのがもちろん難波のあきんどであったが、その結果、新潟ではありえないほどの大金をタナボタで手に入れるが、このチームにそんな大金を有効利用できる経験はまったく存在しない。よって、ファンも気楽に、これでマリノスから移籍してきた大島秀夫がちったあ活躍するんじゃないか、などとてきとーなことをほざきつつ、ペドロさんの移籍からまっっっったくゴールが入らなくなった状況を、別の意味で楽しむのが、訓練されたアルビレックスファンのいつもの姿である。
その後、いつもの勝てなくなる病が続くも、なぜか同じように勝てなくなる病にかかった相手と連戦することになり、なんとか順位を下げることなく9月を乗り切る。すると、10月4日、首位を走っている鹿島アントラーズとの戦いを○様のスーパーゴールによる1-0で勝利し、見事、今年度の降格を免れる。一応、首位争いも翌年のアジアチャンピオンズリーグ出場も可能な首位との勝ち点差4点での5位という立場であったにもかかわらず、今年度の降格を免れる
2009年のJ1最終成績は13勝11敗10引き分けで8位。そして特筆すべきは、優勝した鹿島に2つ黒星をつけた上、2009年度降格が決まった3チーム、大分に2引き分け、柏に1勝1敗、千葉に1勝1分けと、まさしく強いやつらには強く、弱いやつらには弱いという新潟というチームの持ち味を発揮した一年となった。あわせて、ウィキペディアにすら「中位力の新潟さん」とかかれる始末。これは、ウィキペディアのような信頼性のおけない辞書のようなナニカでは、以下に示すような2010年の惨状が理解できなかったためである。

[編集] 2010年

2010年のアルビレックス新潟を参照ください

[編集] 2011年・前半戦

2011年のアルビレックス新潟・前半戦を参照ください

[編集] 2011年・後半戦

2011年のアルビレックス新潟・後半戦を参照ください

なお、なんで分割されたかについては、正直なところ、思い出したくない

[編集] 2012年

アルビレックス史上最低の1年にして最高の奇跡の年。

[編集] 2013年

この年、アルビレックス新潟は飛躍する。

[編集] 2014年

夢は夢。お金はお金。そして、人間関係は実に複雑だ。

[編集] 現在

なお、この記事については常時アルビレックスの最新情報を掲載するよう心がけているものの、アンサイクロペディアのサーバーの具合により、どうしても最新情報が反映されない場合が多々ある。そのため、試合結果などを確認する際は、このページの最上部にある「履歴表示」から最新の情報を確認したほうがいい。

[編集] 2015年1月

実にまったく無風状態なまま平穏な冬を過ごすあるびれーっくす。しかし、その裏では着々と2015年に向けたスクラップもビルドも始まっており、悲喜こもごもな冬は今年もやはりやってくる。

[編集] しーゆーねくすとすてーじ みすたーあるびれっくす

2015年1月5日、本間勲元アルビレックスキャプテンが栃木SCに完全移籍。けれど、アルビレックスの歴史の生き証人である本間選手の離脱については2014年の時点でほぼ決まっており、後は発表を待つだけだったということであるものの、やはりさびしいものはさびしいわけで。けれども、若手選手がベンチからレギュラーへと這い上がり、キャプテンを任された後、ついにはレジェンドと呼ばれるまでになる一連の成長の軌跡は、アルビレックスの次代を担う選手にとって本当にありがたい道しるべである。と同時に、レギュラー争いに敗れてベンチへ下がり、30代を越えるとともに若手とのポジション争いにも敗北、ベンチ入りすら難しくなっていくという、これまた非情な現実をベテラン選手に伝える際にも、やはり道しるべとなるわけで。

そして、出場機会を求めてレンタル移籍、そして移籍先でレギュラーを獲得した後、次の移籍シーズンで完全移籍。最高ではないけれど、見事ではある。一サッカー選手として、こういった引き際とあらがいができることをその後の選手に見せてくれたおかげで、これから先、アルビレックスのベテラン選手に対する姿勢が明確になる。これは、レジェンドと呼ばれた選手をどうするかという、多くのチームが悩む問題に対する1つの答えでもある。

まぁ、本間選手にレジェンドという言葉は似合わないことは認める。けれども、まぁ、アルビレックスにとって初めてとなるレジェンドだろう、多分。

[編集] 松原選手、アルビレックスに完全移籍・他

そんな少しさびしい話があった1月5日、今度は逆にアルビレックスの明日を担う選手の動向について本決まりになるというのも世の中である。というわけで、事前の契約がどうなっていたかは不明なものの、まったく他のチームの影すら見せない状態で大分トリニータから松原健選手を完全移籍で獲得、移籍金については不明なものの、育成金込みで3000万円以下?という話であるものと思われる。と同時に、12月末に大分への移籍が決まった岡本英也選手とのバーターに近い形であり、ほぼ両チームのファンにとっても納得に近い形での移籍である。

改めて、大分ファン及びトリニータの関係者のご決断に感謝すると同時に、フロントグッジョブ。マジでグッジョブ。もっとも、事前に報道機関が動かない、動かそうとすらしない時点で、ある程度契約でガッチガチだった可能性が高かったため、動向についてはさほど気に病む必要はなかったけれども、やはりグッジョブであることには間違いない。

あわせて、翌1月6日に鹿島アントラーズから左SB前野貴德選手の移籍が決定。なお、正式な名前は前野貴德で、徳の字に一本棒が入るのだけれども、ここはウィキペディア準拠で貴徳表記とする。なお、前野選手はアルビレックスが欲してやまなかった利き足が左足のサイドバックであると同時に、攻撃して当然、クロスを上げれて当然の鹿島スタイルを身に付けての移籍であるため、よーやく、アルビレックスにおける両サイドの穴というか層の薄さが埋まったものと、思いたいどころの騒ぎではない思わせてくださいお願いします。

と同時に、イロイロとレンタル移籍に関する情報も出てくる出てくる。

まず、酒井宣福選手がアビスパ福岡へのレンタル移籍延長。これは、勝手知ったる新潟のフロント陣が2人も加入した以上、ほぼ予測どおりであり、なおかつ同じく顔なじみの監督の下に送り出されていたレノファ山口小塚和希選手もまた1年延長。そして、西村竜馬選手もJFLのアスルクラロ沼津でもう1年修行することになる。いや、マジで3選手とも、この1年が勝負だと思わないとやっばいなんてもんじゃない。なぜなら、2014年に同じくアスルクラロ沼津にレンタルされていた木暮郁哉選手は、結局、帰還かなわずにアルビレックス新潟シンガポールへと旅立ったことを思えば、ある意味、これまた1つの道筋が生まれたという話でもあるわけで。無論、勃興著しい東南アジアへの移籍はある意味チャンスでもあるのだけれど、あえて言う。それは都落ちでもある、と。

ある意味、シンガポール関係者からぶっ殺されそうな話だけれども、これもまた非情な現実である。

[編集] 鈴木武蔵選手、ドイツ・フランクフルトでの練習に参加

レジェンドの移籍と日本代表に選出された選手の完全移籍、さらにその上で、まったく同じ1月5日に驚愕のニュースが飛び込んでくるのも新潟という生き物の特徴である。けれども、鈴木武蔵選手がドイツのブンデスリーガに所属するアイントラハト・フランクフルトで行われたトライアルに参加、場合によっては移籍もあるかも?とかいう、普通であれば衝撃的なニュースが、なぜだか訓練された新潟県人にとっては笑い話であるところが実に困る。

なお、そのニュースを知った際の新潟ファンの反応が実に素晴らしく、へーだの、ほーだの、ふーんだのと、まったく心を動かさない動かさない。一応は、U-21の日本代表におけるストライカーという、ある意味、海外のクラブやマスメディアが食指を動かしてもおかしくはない鈴木選手であるものの、実際は、あくまでも同年代における他の選手よりも強いフィジカルを持つという利点のみだよなあ、という感想が新潟ファンの反応の根幹にある。そこからさらにとんでもないレベルでパワーとスピードとテクニックを身につければ、確実に世界的な選手になるのだけれども、残念ながら、テクニック、が。この最後の一言が全てである。

そのため、2013年にポーランドのクラブに同じくトライアルで参加した田中亜土夢選手がフィジカルの面で涙を呑んだのと同じく、鈴木選手が海外でのクラブに挑戦するにはまだまだ早いとファンは考えており、その上でオリンピック予選でチームから離れる期間がめちゃくちゃ多い2015年に、基本、渋ちんでリスクを嫌うドイツのチームが鈴木選手に手を出すわけがない。そんな判断が一瞬で行われるのも、長年、移籍でぢごくを見てきた新潟ファンによくある光景である。

もちろん、青田買いの好きなチームが買い取る可能性もあるけれども、いかんせん、そういったチームが鈴木選手に期待する最終形がコートジボアール代表のディディエ・ドログバ選手やトーゴ代表のエマニュエル・アデバヨール選手のような、速くて強くてケガをしないでなおかつチームの戦術にフィットして得点も取れるようなバケモノという時点で厳しいなんてもんじゃない。なおかつ、2000年代以降のヨーロッパサッカーが、そういう選手になりそうな素材を世界中から集めてはポイ捨てしまくったせいで、サッカーの移籍が人身売買だの奴隷貿易だのと揶揄されて国際問題にまで発展したなどという話もある以上、日本屈指のフィジカル面での才能を持つ鈴木選手についても、簡単な青田買いはほぼ不可能と言える。

そのため、今回の鈴木選手のトライアル参加については、ほぼ移籍はなしで、よくてレンタル。多分、2016年のオリンピック後の移籍を目指しての計画作りといったものと思われる。と同時に、中学高校からサッカーをはじめたような、つたない技術でサッカー脳がまだまだ未熟な選手であっても、わずか3年で海外移籍が見える位置にまで育成するというアルビレックスが、いい意味で信じられない。無論、本格的に見えるかどうかは、鈴木選手の今後2年が鍵となる。きっと。多分。オリンピックで活躍できれば、なんとか。ファーストタッチの技術を今以上に磨ければ、どうにか。

[編集] 山崎亮平選手、新潟へ完全移籍・他

ニュースリリース多すぎのため、さくさくと。

まず、1月7日に2人のサイドバックがチームを離れることになる。2012年の奇跡の残留の立役者、いぶし銀坪内秀介選手が2013年にレンタルしていたジュビロ磐田へ完全移籍するとともに、イ・ミョンジェ選手がレンタル元である蔚山現代へと帰ることになり、その結果、新潟の左サイドバックの本職が前野貴徳選手ただ1人という状況になると同時に、川口尚紀選手や小泉慶選手といった、本職が別のポジションでも試合経験を積ませたい若手連中との間にちょうどいいレベルのポジション争いが出来上がる。

しかし、これがFW陣となるとまさに激烈な状況となる。まぁ、そうしないと2014年のあの得点力不足のことを思えば、たとえ魂をすりきらしても競わせないといけない。

というわけで、これまた1月7日、ある意味、新潟の生命線である柳下人脈がまたしても発揮されることになり、ジュビロ磐田より山崎亮平選手を完全移籍で獲得。ということはつまり、アルビレックスのFWは専門職である4人(田中達也選手、指宿洋史選手、鈴木武蔵選手、ラファエル・シルバ選手)以外にも、兼業でFWも可能な成岡翔選手に山崎選手が入ったことから、2つのポジションに6人が集まるという、もはや言葉に出来ないレベルの壮絶な争いが待っている。もちろん、田中達也選手は基本、1時間が限界であり、鈴木選手がオリンピックでチームから長期間離脱することがほぼ確定、そしてラファエル選手に成岡選手のケガの多さを思えば、スタメン2人にベンチ2人という体制はまぁ、妥当である。

そして、こりゃまたMFについても激烈な争いが繰り広げられることが確定。2013年の夏にジュビロからレンタルで移籍してきた山本康裕選手のレンタルが延長されることが決まり、絶対的な存在であるレオ・シルバ選手以外の3つのポジションを、小林裕紀選手に田中亜土夢選手、成岡選手に山崎選手、そして山本選手に加藤大選手、小泉選手の7人で争うという時点で、まぁ、とんでもない。

その上で、これから先、春のキャンプのじごくの猛練習が待っているわけで。けど、まぁ、とりあえずは、アルビレックスの戦術の基本であるハードワークの基本となるスタミナ面と脳みそのスタミナ面が、開幕戦のスタメンの鍵を握るものと思われる。

あわせて、小林選手に守田達弥選手、ソン・ジュフン選手との契約を更新、着々と2015年のアルビレックスが整えられていく。

[編集] 選手間の競争こそが弱小チームの生きる道

1月8日、毎年恒例であるアルビのびっくり移籍が今年も発動される。というわけで、GK渡辺泰広選手が徳島ヴォルティスにレンタル移籍すると同時に、徳島から同じくGKの川浪吾郎選手を完全移籍で獲得。って、どう見ても選手同士のトレードであると同時に、身長192cmという長身GKの獲得ということはつまり、守護神としてレオ・シルバ選手と同じくほぼ開幕スタメンが確定していた守田達弥選手に対して、レギュラー争いをけしかけたという側面と同時に、

・・・絶対に守田選手が移籍した後の保険込みだよなあ

という、悲しくも仕方ない判断を下すのが、訓練された新潟ファンの悲しい常識である。特に、2015年1月の時点で2015年の12月を考えると、これがまあ、2014年の凪が信じられないレベルでの嵐が予想され、それに伴う形で、とんでもないほど、それこそJチームはもとより海外のチームにとっても美味しい若手選手ばかりとなっている、可能性もある、きっと、もしかしたら、けどほぼ確実という状態のため、もしもの高額移籍に備えて準備しておくのはまったく間違いではない。

あわせて、川浪選手については、安心と質に定評のある柏レイソルの下部組織出身の23歳で、2010年にレイソルでJリーグデビューした後、主にレンタルでJ2チームで修行。2014年に徳島へ完全移籍した後は、公式戦6試合に出場している。その大きな特徴は、守田選手に負けず劣らずの長身からくる空中戦の強さであり、できれば、正確なパントキックやDF陣への的確なコーチング、適切なポジショニングに1対1への強さ、さらにはPKストップの才能に全選手を叱咤激励するような闘争心、その上で安易にPA内にこもらずにルーズボールへも飛び出していく決断力、もちろん、人並みはずれた反応やハンドボール選手と見まがうばかりのキャッチング能力は当然として、相手のシュートコースを消す判断力、さらには足元の技術あればなおよく、速いリスタートにおける精度の高いスローインもできうれば。まぁ、冗談はさておき、そのうちの3つぐらいあればいいかなーと思いたい。全部あったらノイアーだ。

それに対して、ヴォルティスへレンタルで旅立つ渡辺選手については、身長が181cmとGKの中では小柄な上、2回肩の大怪我をしていることから、とにもかくにも、コミュニケーション能力を高めてほしいという話が一番最初に来る。元メキシコ代表のGKであるホルヘ・カンポス選手が168cmという小柄な身長で国のトップに駆け上がった背景には、単純なGK能力とは別の力が働いている。と思うので。実際、黒川貴矢選手が普段のトレーニングを通してどれだけアルビレックスの堅守を支えているかを思えば、人柄とコミュニケーション能力というものはチームの底上げに直結するわいな。

なお、同じく1月8日に川口尚紀選手の契約が更新され、アルビレックスの守備陣の態勢はほぼ整うこととなる。

[編集] 空を越えてららら海のかなた

1月12日、鈴木武蔵選手がフランクフルトでのトライアルから帰国し、今回は残念ながら移籍はかなわなかったけど、将来のためにいろいろと経験を得て本人にとって有益になったはず、だの、さぁ酒井高徳選手の出る代表戦だぁ、だの、2015年のシーズンのメンバーがほぼそろったなー、だのと思った直後に、とんでもない爆弾が爆発するのがあるびれっくすのもつ宿命というか運命というか。

というわけで、さすが天下のネタチーム。新潟県出身で地元選手として初めて10番を背負ってファンからも子供達からも絶大な人気を誇っていた選手会長田中亜土夢選手が、なんと海外への移籍を理由にアルビレックスと2015年シーズンの契約を結ばないことを決断。つまるところ、

退・団


・・・なんだろう。昨日まで当たり前だったアルビレックスの田中亜土夢選手が、本日、チームからいなくなってしまったんですが。後、無性にブルーハーツを聞きたくなるんですが。それも、1000のバイオリンではなくて、1001のバイオリンが聞きたくなるんですが。もちろん、0円移籍な上、とんでもないほどチームにとってダメージが大きいんですけれども、それでもなお、心からがんばれというからこその新潟県人というか、訓練されたアルビファンというかなんというか。実際、田中選手の27歳という年齢は海外への移籍についてギリギリであると同時に、ほぼラストチャンスでありそれが分かっているからこそ、叫ばないし歯を食いしばるし涙も必死で我慢する。

・・・誰だ、今年の冬は平穏だなあなどといったやろうはおれだ。後、時期的にみて欧州リーグへの移籍がかなりギリギリに近く、もしかしたら、アルビレックスのツテをたどって東南アジアやスペインか、などという話もあるけれども、こればかりは運である。そして、田中選手がこれまで積み上げた実績が、どう判断されるか、である。

あわせて、今回の退団については、田中選手が契約していた県内における広告の期限が1月11日までとなっていたため、契約が切れる12日になっての発表となったと思われるため、だからこそ山本康裕選手のレンタル延長がとってつもなく大きいなんてもんじゃない。けれども、その結果、またしても紅白戦が厳しいまで選手の数がぎりぎりになったことも確かであり、再度、補強の話をしないとまっずいなんてもんじゃない。なしてその、いきなり冬の嵐が来るんだか。しかも、動員に影響するのが確実なレベルの大嵐が。

[編集] 禍福はあざなえる縄のごとく

1月13日、田中亜土夢選手退団の激震がようやく収まる中で、粛々とアルビレックスの2015年の体制が整えられていく。まず、ラファエル・シルバ選手の契約更新が発表されると同時に、各種スポーツ新聞からは田中選手の退団に伴う補強は厳しいという文字が躍ることになり、開幕直後から人数的にギリギリとかいう困った話が現実のものとなる。

けれど、それはトップチームと一緒にプレーするユース選手の育成につながるだろうそうだろうと信じるものである、ということにする。

しかし、そんな苦境の中であっても、いきなり2015年のアルビレックスのJ1残留がほぼ確定するからこその新潟である。というわけで、神様仏様レオ・シルバ選手様の契約更新が発表された結果、後はどうやってJ1屈指の反則外国人選手を基点にして戦術及び戦略を積み上げていけばいいかを考えるという、ファンにとってもチームにとっても最高の作業が開始される。

しかし、ここで声を大にして言わなければいけない話がある。それは、残留という話はレオ・シルバ選手がフルシーズン怪我もなく順調にすごすという仮定のもとでの話であり、実際は様々な不測の事態を想定しないといけないほか、某川又堅碁選手のように、2015年のシーズン途中移籍を考えて、心の準備と覚悟と何よりもチーム全体でのしっかりとした対応を計画しとかないといけないという、実に当たり前かつ妥当な判断である。というのも、2015年のサッカースケジュールの中に、1つだけ特殊な項目があり、2015年7月にスペインFCバルセロナが日本に遠征することがすでに2014年の時点で決定しており、Jリーグから選抜された選手と親善試合を行うという話が流れた瞬間、気の早い新潟ファンがレオ・シルバ選手の活躍とそれに伴う高額な欧州への移籍がやってきたらどうしようと考えるのだから、まぁ、その、なんだ。鬼が笑うのも仕方ない。

けれども、バルセロナという存在は世界サッカーシーンにおけるもっとも有力な宣伝媒体である以上、その判断は間違ってはいない。確実に出場選手は目を付けられ、活躍すれば即座に動くチームがあって当然である。その上で、もう1つ実に困った話が進行しており、Jリーグ屈指の外国人選手であるレオ・シルバ選手を浦和レッズガンバ大阪からの強奪から守ったのが、およそ5億円と呼ばれる移籍金であったのだけれども、それはあくまでもJリーグについてであり、日本国内についての金額である。実際、悪鬼羅刹の蠢く欧州のサッカーリーグでは、正直なところ5億円という数字は円高の時点でもはした金のようなもの。それが円安が進行している2015年では、四大リーグにおけるトップチームはもとより、中位チームですら手を上げることが可能な数字となっている。そのため、円安の進み具合によってはバルセロナとのフレンドリーマッチ以前に6月の時点で覚悟をしないといけない

もちろん、全ては机上の空論であり、実際はどうなるか誰も分からない。しかし、中心選手の突然の移籍でチームが瓦解寸前に陥るなんて話を2年連続で繰り返してはいけないということはつまり、準備できる春先から、そういった悪夢に対する心がけをしとかんとシャレにならないという話である。実際、そういった中心選手の移籍に対する対応を間違った結果、場当たり的な補強に終始、戦術の熟成を怠り続けた2014年のセレッソ大阪はJ2へと転落し、見事、事実を書くだけで笑うしかなくなるという某新潟みたいな話になる

まぁ、よくある話である。常時最悪を想定する訓練された新潟ファンは、こういった安心の裏にある落とし穴を知っている。と同時に、田中選手移籍の結果、加藤大選手他若手有力選手のジャンプアップの可能性が高まったことについても、やはり、理解している。

[編集] 新潟の移籍の歴史に新たな一ページが

1月17日、2015年シーズンのアルビレックスが始動する。その第一歩として、まず聖籠町にあるクラブハウスで新ユニフォームのお披露目と新加入選手のお披露目、さらには柳下正明監督による2015年シーズンの抱負が述べられる。とりあえず、何か1つのタイトルをとってのACLというその抱負については、2015年が前期後期の2つに分かれるため、ある程度は可能性のあるものとなっている、のだけれども、いかんせん、移籍がががががが。という、毎年恒例の話は置いておくとして、毎年恒例の新潟総鎮守である神明宮での必勝祈願を行い、その後に行われたアルビレックス新潟後援会が開催する激励会では1700人の観衆の前で、これまた毎年恒例である鈴木武蔵選手による一発芸が披露され、2015年はインド人の踊りと称したふしぎなおどりが炸裂。新潟ファンからMPを奪い取ることに成功。今後も、相手のMPが少ない場合に限り大きな武器になっていくと思われる。

で、何が一番おっそろしいって、その3日後に、新潟市内に住む一般人との入籍を発表。おめでとう。後、こころから、お・ち・つ・い・て・く・れ。

そんなめでたいニュースがあった20日。新潟の歴史に残る実にまったくとんでもない移籍が実現することとなるんだからもう。しかも、2015年のストーブリーグでもっとも高名な選手がアルビレックスへと移籍が内定するってんだから。しかし、予定調和のごとく、東京を中心としたメディアが動かないんだけれども、どう考えても、元ブラジル代表、いわゆる元セレソンの選手が日本にやってきたってえことはつまり、どこぞのディエゴ・フォルラン選手のような大きなニュースになってしかるべき、特に、目だった選手の移籍がほっとんどないような2015年の春の時点では、一番の移籍の目玉になってしかるべきニュースである。にも関わらず、メディアは総じてアジアカップばっか取り上げやがる。

まぁ、よくある電通のスタイルである。やつらは自分とこの関係者が儲かる話しか取り上げないよう、メディアに強制してやがる。多分。と同時に、電通が意図して取り上げさせないからこそ、どんだけシャレにならん選手が日本にやってきたか、という話にもなり、むしろシーズン開始前にメディア対応でいらん精神的なプレッシャーを与えられるよりは、粛々と静々と最初にやるべきことを積み上げていくことが大事である。そのため、電通が無視しようが各種スポーツ新聞が速攻で消し去ろうがまったく問題ではない。

というわけで、改めて、1月21日。元ブラジル代表でサンパウロFCに所属していたブルーノ・コルテス・バルボサ選手、通称コルテース選手(27歳)の新潟移籍が発表される。なお、コルテース選手のポジションは専門職としての左サイドバックおよび左サイドハーフも融通できるという、いわゆる田中亜土夢選手の退団で空いた穴および前野貴徳選手が埋めた穴の2つ対応しており、その結果、どんだけえっぐい選手間の競争が始まったかと思うと笑うしかなくなるなんてえレベルではない。

とりあえず、2014年シーズン、松原健選手との右SBのポジション争いに敗れた後、苦労に苦労してシーズン終了間際ようやく左SBのスタメンを確保した川口尚紀選手は泣いていい。けど、世界レベルのSBの技術に触れる機会であるから気にしない。実際、2011年には国内組からの抜擢とはいえ、ブラジル代表としてアルゼンチンと対戦、ロナウジーニョ選手やネイマール選手らとともにプレーすると同時に、普通に活躍。果敢なドリブルと正確なクロスとカットインからの強烈なシュート、そして終盤まで落ちないスピードを武器にリオネル・メッシ選手もいたアルゼンチン代表との試合に完勝する原動力となっている。すんません、川口選手ほか、松原選手、サイドバックをやった結果、クロスがへったくそなことがばれた小泉慶選手にも触れて欲しい技術の持ち主であります。

しかし、コルテース選手は残念なことに2013年に行ったポルトガルの名チームSLベンフィカへのレンタル移籍に失敗。戦術理解に苦しんだ結果、半年後に、ブラジルへ戻されることになり、その後、急激にパフォーマンスを落としてしまい、セレソンで見せたようなプレイには程遠いままレンタルで下位チームに出されることとなる。で、そんなところに、田中選手の移籍で急遽空いたサイドハーフの穴への対応を迫られて、なおかつ左サイドバックがいつまでも弱点だったアルビレックスがレンタルを申し込んだところ、保有元であるサンパウロFCが快諾。2015年のJリーグで最高のビッグネームが新潟にやってくることになる。

そらもう、ファンは大騒ぎ。

なお、今回の移籍について、コルテース選手がサンパウロFCからレンタルで移籍していたクリシューマECに、実は2014年まで新潟で活躍していたホージェル・ガウーショ選手がいたという時点で、お察しのとおり。嗚呼恐るべきアルビレックスのブラジル人ネットワーク。あわせて、サンパウロFCてあーた。ブラジルでも屈指の大名門クラブですがなあーた。地方クラブからコツコツと選手を獲得し続け、育て上げ、たとえ失敗しても真摯に対応し続けた結果、ついにアルビレックスは名門クラブとも交渉できる実績を積み上げたことがことのほか喜ばしい。と同時に、レンタル移籍でどれだけかかったかを思うと、考えないほうがいい、気もしなくはない。けど、2014年のセレッソ大阪よりはちゃんとした対応である。

[編集] 高知キャンプ・他

コルテース選手の移籍の後、好天続きで雪の無い新潟での練習を再開したあるびれーっくす。とりあえず、暖冬バンザイ。しかし、そんなことはゆーても、急いで南下を考えないと、いずれまた寒波がやってくるのが世の中である。というわけで、いつもの。そう、いつもの高知キャンプが1月26日より始まることとなり、地獄と形容されるサガン鳥栖の朝日山のトレーニングと並び証されるアルビレックスのキャンプが開始される。といっても、単純に、スタミナの計測と精神的なスタミナの計測、さらには筋力の測定が行われ、各選手にあったトレーニングが割り振られるというごく一般的なスタイルのトレーニングなんだけれども、どうしてだかトゥッコフィジカルコーチが鬼軍曹と呼ばれるようになる。自然と。

とりあえず、新潟の選手誰もが恐れるトレーニングとして、「1000mを規定時間内に走り続ける」という、書くだけだったら簡単なメニューがあり、選手たちを目標タイムごとに4つのグループに分けて、延々と走らせるというトレーニングが、なぜだかJ1屈指のハードトレーニングと呼ばれている。事実、1月28日に行われたそれは、8本。最も設定タイムの早いチームが3分20秒というキチガイペースに設定されている上、1km走を延々と延々と延々と走った後に、ゲーム形式のトレーニングを行うところが実にまったくあるびれつくす。もちろん、このタイムについていける選手はアルビレックスであってもごくわずかである。けれど、2013年から14年におけるスタミナお化けとして有名だった三門雄大元キャプテンとキム・ジンス選手が、その後順調にステップアップしていったことを考えると、こういったトレーニングからも分かることがたくさんあると同時に、同じ異名を今度は小林裕紀選手と平松宗選手がその座を勝ち取ることになるのだから、積み重ねていく歴史というものは大事である。

そんな書くだけなら楽しい高知キャンプの只中、アルビレックスに関係するかもしれない地元新潟の大きなニュースが1つ。それも、アルビレックスの大本であるNSGグループのほうに関係する動きであるため、一応書いておく。

なんと、神社出身で神主の資格を持つ社長が率いるNSGグループのおかげで、まったくもって創価学会&電通から無視されることはなはだしい新潟県に、なんと秋元康のプロデュースするAKB48の5組目となる姉妹グループが誕生することが決定。新潟市を拠点にNGT48として2015年10月1日に新しく建設される「NGT48劇場」で定期的に活動すると大々的にぶち上げた瞬間、新潟の若者の喜ぶこと喜ぶこと。もちろん、そんな話の裏には、社長が神主のNSGグループが苦労に苦労して作り上げた専門学校大学の町である新潟市に集まった若者のサイフを狙っての活動が開始されるという意味があり、アルビレックスの動員にも影響を与える可能性も少々。もちろん、その動きには抵抗も見られるからこその新潟県で、即座に地元で地道に活動してきたNegiccoファンが不安を表明すると同時に、彼女達と関係の深い三条市の市長が今回の姉妹グループ設立を批難するという時点でどうなることやら。

なお、基本、終わりが見え始めたとされるAKB商法の上、冬の新潟で定期興行を行おうとする段階で、成功率は半々を下回っている。そのため、いずれ県民性込みで新潟県が無体な批判を受ける可能性が高く、ものすっごく心配になるんだけれども、まぁ、宗教戦争というものはこういう無理を承知で行われるため、どうすることもできやしない。

[編集] 祝・初敗北

1月31日、これまた恒例である高知大学との練習試合。この試合は、基本的にフィジカルトレーニングでぼろっぼろになった選手達を実戦に放り込むだけではなく、各選手ごとに疲労した中での動き及び判断力、さらには体が動かない中でのゲームメイク能力など、今後のシーズンにおける選手起用に直結する大事なデータを得るための試合であるため、勝敗についてはさほど問題ではない。

まぁ、負けちまったわけだけれども、さほど問題ではない。

問題は、前半戦に出てきた主力メンバーが、動けない中で連携を駆使して先制点を奪ったのに対し、後半に出てきた控えメンバーの動きと連携がちぐはぐで、その結果、ミドルシュート×2で逆転されてしまい、J1チームが大学生に敗北という、あまりよろしくない結末を招いてしまったことである。しかも、ラファエル・シルバ選手にいたっては後半の控えメンバーにも選ばれずに1人でランニングする時点でもう。これは、前述の1000m走の最中にめまいのため脱落、居残りで走らされた結果、アルビレックスの生命線であるスタミナ面に関する不安から、まずは試合よりもスタミナという話を重視したものである。と同時に、ケガでなくて調整失敗で1人脱落かああああという、少々かなしい話である。無論、これから1ヶ月の間、十分に挽回できるためさほど気にすることはないのだけれども。

[編集] 2月

アジアカップでの惨敗の直後、一斉に始まった日本代表批判及びサッカー協会批判を冷静に眺められる立場のアルビレックス。そらあ、2014年12月にサッカー協会の先を読む力が腐れていることに気づかされた身としては、いずれこうなるという話がこうなったということである。そして、2月に入るとスペインの裁判所がハビエル・アギーレ監督に対する八百長及びマネーロンダリングに関する問題の告発を受理したことから、もはや完璧なレベルでの日本サッカー協会の血の刷新が開始されようとしている。とりあえずああなってはいけないということを強く心に念ずる2月である、と同時に、常に最悪を考えて行動しないと日本代表みたいになる&日本サッカー協会みたいになるということを今のうちから肝に銘じておかないといけない。実際、2014年は開幕試合で川又堅碁選手がいなくなったように、中心選手の怪我という要素にどれぐらい対応できるか、そして、連戦の中でターンオーバーを行う際にどれぐらいチームの質を保てるかを、日本代表を反面教師として考えていかないといけないわけだわな。具体的に言うと、2013年の本間勲元キャプテンのように、レオ・シルバ選手が欠場した際に、ちゃんと穴をふさぐプレイでチームに貢献できるよう、チームとして準備しとかんとシャレにならんのと同時に、毎年恒例となっているGWの連戦の際、中心選手出ずっぱりで試合が停滞しまくるなんて話を、どうにかして回避できるよう、キャンプ中から計画立てておかないといけない。

[編集] 高知キャンプの続き

地獄の高知キャンプも順調に消化しつつある中、ポコポコと小さなニュースが出てくる。まず、2月2日に前野貴徳選手が風邪で離脱。一時はインフルエンザだったらどうしようという話もあったものの、幸い、二三日の休養で練習に合流。もちろん病み上がりのため、軽めの練習からになる。そして、2月6日には鈴木武蔵選手と松原健選手が2016年のリオデジャネイロオリンピックに向けたU-22代表のシンガポール遠征メンバーに選出されるとともに、2月11日から15日にかけてのキャンプ離脱も決定。まぁ、予定通り。ただし、2月11日は高知キャンプ最終日で、ファジアーノ岡山とのPSM(プレシーズンマッチ)が予定されており、実質、休みなしの状態で遠征に参加という話になる。でも、まぁ、GWの連戦に比べればマシ。というのも、4月19日からナビスコ杯込みで7連戦、チームの人数が少ない新潟にとっては、全員フル稼働を想定して、何としてでもレオ・シルバ選手を途中交代でもいいから休ませられるような態勢を整えて望まないと、2014年のような引き分け地獄や、もしくは毎年恒例の敗因・疲労という光景が繰り返されかねない。

けど、前半だけで3-0という一方的な試合にするアルビレックスなんてものは、天皇杯ぐらいでしか見たことがない。後、後半15分過ぎに2点差以上で勝っている試合もほとんど記憶にないという時点で、レオ・シルバ選手のほぼ7連戦出ずっぱりが目に見えるようで悲しい。ほんっとに、2015年こそは攻撃陣の奮起を期待したい。

そのため、キャンプ中だからこそ、あえて疲労の中でのゲーム構築、GW7連戦の中、5連戦目あたりを想定することを大切にしないといけない。というわけで、2月7日、地元高知のクラブチームアイゴッソ高知との練習試合30分×4セットである。この試合、アルビレックスは前回の高知大学との一戦の反省を活かして、疲労困憊ならば疲労したなりの、体は動かなくても頭を動かしてのゲームを心がけてアイゴッソの攻撃をシャットアウト。FW陣も4セット全てに得点というソツの無い攻撃を見せて7-0と勝利。とりあえず、2015年の初勝利である。ただし、途中で成岡翔選手が軽く痛めて途中交代しており、順調すぎて怖いとかいう話はない、まったくない。

あわせて、このキャンプにはアルビレックスユースから期待の若手が5人ほど参加しており、トップチームと同じメニューを消化、練習試合にも参加しており、普通に得点していたりする。人数が少ない分、次の有望株にチャンスと経験を与えられるのは、ある意味、怪我の巧妙である。願わくば、このキャンプの経験を次の一歩の糧にしてもらいたいのと同時に、積極性というか若手じゃねえよ絶対、というレベルの小泉慶選手のふてぶてしさと遠慮の無さ、すなわち人間関係の構築の早さを見習ってもらい、たい、のだけれども、どう考えてもたっかい山だよなあ。しょっぱなに本田圭佑だからなあ。けれども、相手にわかってもらう、イメージを焼き付けるという話においては、本田圭佑もインド人の踊りも同じようなものであり、大変に便利なコミュニケーションツール、ではある。

[編集] 田中亜土夢選手、フィンランドHJKヘルシンキへ移籍

2月10日、待ちに待ったというか、ついにようやくというか1月に契約を解除した田中亜土夢選手のヨーロッパへの移籍問題がついに解決されることになり、懸案だったアルビレックスバルセロナとかシンガポール、プノンペンという話ではない、本当にヨーロッパへの移籍が実現する。それも、フィンランドのサッカーリーグであるヴェイッカウスリーガを6連覇中のヘルシンギン・ヤルカパッロクルビミカ・レヘスコオ監督、ソレラスタジアム)、通称HJKヘルシンキへの移籍が決定した結果、新潟ファンに絶妙な早口言葉の問題が提示されたことになる。また、雪の厳しいフィンランドのヴェイッカウスリーグは4月から10月までの開催となっており、プレシーズンに開催されるフィンランドリーグ・カップを戦いつつ2ヶ月間、言葉や生活様式、さらにはチームへ順応する時間を持てることは幸運であると同時に、すでに早口言葉だのクイズだのという言葉でしか言い表せないフィンランド語を覚えるには、2ヶ月で足りるわけがないという思いもチラ・ホラ・と。

あわせて、ヘルシンギン・ヤルカパッロクルビの簡単な説明をすると、ヘルシンキのヤルカパッロのクラブという意味で、ヤルカパッロとはフットボールのことである。そして、ヴェイッカウスとはフィンランドの国営賭博代理店であるヴェイッカウスの運営するリーグということで、その内訳はトップリーグが12と少ない分、以前のJ2のような3回総当り制を導入。半年で33戦、その合い間にフィンランド・カップおよびUEFAの主催する欧州リーグを戦うという時点で、高密度な試合スケジュールすぎて、本当に以前のJ2である。

しかし、残念な話として、フィンランドのサッカー人気は年に半年もの休みがあることからも分かるとおり、ウィンタースポーツに押され気味どころではなく完敗という状況で、特にアイスホッケーにかなうスポーツはフィンランドには存在しないレベルである。他にも、ペサパッロと呼ばれる、サッカー場でもできる野球が独自スポーツとして発展していたり、いわずもがなのスキー競技、さらにはモータースポーツにおけるフィンランド勢のすさまじさについては、枚挙に暇がないレベルである。なんせ、人口530万人の国に一体何人F1ドライバーがいるのやらというレベルである以上、半年休業が義務付けられたヤルカパッロの肩身の狭さもある意味ではしょうがない仕方ない。

なお、北欧のクラブチームの特徴として、そのスタジアムの小ささというか収容人数の少なさというか、5000人以下の収容者数のスタジアムがザラという時点で、経営についてはJ2どころかJ3規模という話になると同時に、ソレラスタジアムも収容者数10000人という時点で、田中選手の給料もある程度逆算できるけどしない。まぁ、新潟ととんとんかもしくはふんだららといったところかと。そして、北欧のサッカーリーグではその強烈に長い冬の間、どうやって選手の試合感を維持するかという大きな問題があり、スウェーデンの英雄ヘンリク・ラーション選手のように、春は自国リーグで活躍し冬はマンチェスター・ユナイテッドに3ヶ月間という短期でレンタル移籍することで試合感を維持したという話があるように、国家の英雄であってもレンタルを行うような話が存在している。もちろん、それ以上の選手となれば即座に1年中サッカーをやってる国へ移籍することが常識となっている。ズラタン・イブラヒモビッチ選手などはその典型でる。そんな北欧のサッカーシーンと同じような話は新潟とも関係しており、アルビレックス新潟レディースのティファニー・マッカーティ選手はアメリカの女子サッカーリーグであるナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグがこれまた4月から9月までというスケジュールだったため、こりゃまた試合感の維持のために日本へとやってきたという話が存在。そのため、10月以降の田中選手の動向についてもチェックの必要があると同時に、最悪、そのころに帰ってくる可能性もあることを考慮しないといけない。残念ながら、近くなったとはいえども欧州はまだまだ遠い存在である。

とりあえず、今後の田中選手の活躍を祈ると同時に、アルビレックスの特色であるハードワークが果たしてフィンランドで通用するかどうかもまた大変に興味深く、通用しなかったらしなかったで、どうなるかもまた興味深いところがちょと悲しい。

[編集] 祝・二敗目 PSMファジアーノ岡山

2月11日、高知キャンプの最後を飾るPSMファジアーノ岡山戦が行われる。それも練習試合と一緒に。ちなみに、PSMと練習試合の違いは、PSMはカードの累積がそのままリーグ戦につながるため、ヘタにレッドなどをもらうとリーグ初戦に出られなくなるというぐらいに真剣にやってください、という試合である。という話は置いといて、まず午前に両チームのリザーブメンバー同士で練習試合を行い、アルビレックスの現時点でのレギュラーとサブメンバーが判断されることになる。といっても、疲労の濃い田中達也選手や成岡翔選手といった30代の選手のほか、若手メンバーおよびユース選手が名を連ねるという、まさに妥当な判断でメンバーが分かれているんだけれども、そうでない大野和成選手やソン・ジュフン選手、指宿洋史選手については、この時点でレギュラー争いで一歩後退という状況である。まぁ、DFラインの大井健太郎キャプテンとフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手は分厚い壁であるため大野選手とソン選手はリザーブ入りは仕方ないのだけれども、すでに戦術の1つとして認識されている指宿選手がリザーブに回されるというのはさすがに問題である。もっとも、長身かつ体もまだ完成していない指宿選手はこういったフィジカル系、スタミナ重視のキャンプで一番割を食う立場であり、疲労の度合いもハンパないものとなるため、体調面で見れば一歩後退も致し方ない。実際、午前中の試合は特に見せ場もないまま0-0のまま終了。

で、問題は午後に行われたレギュラーメンバーによる試合なわけで。

この試合、当たり前の話ながら、アルビレックスのレギュラー陣の動きは最悪に近く、試合開始早々の10分過ぎに大井健太郎キャプテンが痛恨のトラップミス、相手への絶妙なパスとなったところを岡山のMF染矢一樹選手にいきなり決められて0-1。うぉぅい。この段階で、嫌な予感しかしない。そして、その予感が当たるどころの騒ぎではない。この試合、アルビレックスの疲労困憊と新チームによる連携不足が鍵になることは分かりきっていたものの、ここまで鍵になりすぎることはさすがに予想がつかなかった上、元鹿島アントラーズ岩政大樹選手に統率されたファジアーノDFを崩すアイデアが若干不足気味。後、チームとしても疲れている際のプレーの引き出しが少なすぎ。

そんなこんなで後半を迎えると、その傾向はより強くなる。むしろ、不足だのというより、枯渇気味のままファジアーノのDFのよさが身に沁みる時間がすぎていく。残念なことに、こういう状況の中、テンポを変えたり、セットプレーを狙ったりするようなチームだった記憶はここ数年まったく存在しない。そういったPA付近でファールや精度の高いコーナーで攻められるようなら、相手チームが恐がるような動きがいろいろと出てくるのだけれど、さすがにマルシオ・リシャルデス選手のような存在は滅多にいない。けれども、そうはいってもJ1チームである。コルテース選手が決定的なクロスを上げて鈴木武蔵選手がチャンスに絡み、なおかつ、レオ・シルバ選手が積極的に決定期を演出するものの、なぜだかどうしてだか、ファジアーノのGK椎名一馬選手が大当たり。まぁ、なぜそれを止めるというビッグセーブを連発されるからこそのアルビレックス。まぁ、モーションが大きすぎて打たれると分かっているシュートが多すぎという話でもある。結局、試合はそのまま0-1でファジアーノに敗北。もちろん、選手のコンディションやチームワークを考えれば、許容できる敗戦ではある。けれど、今年もまた引いて守るチームを崩すとっかかりが無いことが不安になる。

あわせて、この敗北で疲労困憊した際の選手の特徴がよく分かったという側面があり、4月からの連戦の際における選手起用に影響を与える可能性がある。むしろ、与えてくださいお願いします。

[編集] 清水キャンプ始まる

2月15日、静岡県清水市清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)での第二次キャンプが始まり、朝一で新潟駅から清水市へと向かったアルビレックスの面々を待ち構えるのは、清水市長を初めとした関係者による歓迎セレモニー。こちらは天国。しかし、公式の行事が終わり、早速合宿所へと移動した面々を待ち構えていたのが、こりゃまた地獄の歓迎式典inいつものアルビレックス。というわけで、新幹線による長躯移動もなんのその、午後の練習では早速グラウンドの角にコーンが置かれ、こちらでもフィジカルコーチであるトゥッコ氏のいつもの歓迎式典inJ-STEP、別名コーン地獄が開催される。なお、コーンとは陸上競技や工事現場でよく見られる三角錐の形をした目印である。

幸い、シンガポールでのU-22の練習試合を行った鈴木武蔵選手と松原健選手、高知キャンプで軽く足を痛めた酒井高聖選手が別メニューになった以外、タイム設定がおかしいと評判のアルビキャンプメニューで脱落した選手はおらず、キャンプ初日、選手達は黙々と300mのスプリントとその後のランニング、さらに息を整えるためのランニングを繰り返すことで、選手達は自分のスタミナの強化と、スタミナ配分はもとより、オフ時における疲労回復のための生活習慣作りがどれだけ大事であるかを体に叩き込んでいく。

とりあえず、若い選手と30代以降の選手がスタミナ面及びフィジカル面で対等であるのは、他のチームよりも有利であることは確かである。テクニックについては利くな。基本、サガン鳥栖とアルビが切り開いた、安い選手だらけでも運動量でJ1でも戦えるチーム作りの根本には、どうしたってシーズン開幕前の積み重ねが必要になるため、他のチームに比べて連携やセットプレーの精度が低くなるのも仕方ない。けれども、さすがに毎年毎年セットプレーでやられる光景が多すぎであるため、2015年こそは、もちょっと何とかしてほしいという話も少々。いや、中々。心の底では多々。

なお、そんなチームに対し「今週の初めぐらいしか負荷のかかるトレーニングはできない」と、暗に翌日のコーンについても言及する柳下正明監督はさすがである。けれども、世界にはフェリックス・マガトバイエルン・ミュンヘン監督のように、軍隊と揶揄されるようなハードトレーニングの神様みたいな存在もいるため、あれに比べりゃまーだまだという話である。なお、逆にマガトの話をするレベルでのハードトレーニングだというのも相当な話なのだけれども。

2月18日、そんなハードトレーニングを象徴するような出来事が練習試合で発生。なんと、静岡産業大学との試合(30分×4セット)で前半2セットに出場したチームが0-1で静岡産業大学に敗北。とにかく、連携がぼろっぼろの中、頼みのレオ・シルバ選手が最終ラインで相手のハイプレスによってボールを奪われての失点という見るに堪えない光景が繰り広げられる。よし分かった。もうちょっと、疲労した状況における味方の動きの再チェックが必要だとわかったことは重要だけども、なるべく開幕までの間にミツカッタミスのハナシアイヲシテホシイヤネ。その後、メンバーを全員入れ替えた後半2セットは、アルビレックスが15点取って快勝したわけだけれども、さすがに問題である。けど、その問題を見つけることが早めにできたことはありがたい。と思うことにする。

[編集] イベントバンザイ

2月19日、アルビレックス新潟と松本山雅ヴァンフォーレ甲府清水エスパルスの4チームが合同で、「2015中部日本横断シリーズ」の開幕を宣言する。これは、2014年に松本がJ1に昇格した結果、新潟、長野、山梨、静岡という日本海から太平洋に抜けるルート上にある4つの県にJ1チームが誕生したことから企画・発案されたもので、ただでさえライバルチームも近くのJ1チームも少ないアルビレックスにとっては大変にありがたい話であると同時に、このチームがそろって集客数減が命にかかわるチームだということもまた楽しい話である。なおかつ順位予想でも降格圏ギリギリという話ばっかの4チーム、すなわち、動けるときに動かないと死ぬことを知ってる4チームだからこそ、こぞって連携、地域の特産品や観光のPRをメインにした仲間内で行う対戦・交流という話は重要となる。

なお、この中の1チームでもJ1で10位以内に入れれば涙できることについては気にしない。また、J1の順位とは違い、あくまでもこの4チームによるリーグ戦の成績がシリーズの勝ち負けにつながるため、正直なところ、どこが優勝するかまったく予想がつかないという意味では、大変に実力伯仲の世界であるといえる。

いまそこで、どんぐりの背比べと思った君。うん、多分、それで正解。そして、来年も継続して行えるかどうかの可能性については、気にしないものとする。松本がやばいことは確かであるけれども、その他の3チームも負けず劣らずやばい。

[編集] 練習試合 対川崎フロンターレ

2月21日、春にメインスタンドの改修が終了する川崎フロンターレのホーム、等々力陸上競技場で2015年初となるJ1チームとの練習試合に招待されたアルビレックス。この試合、J1でもけっこー上位、しかもシーズン前にも関わらずけっこーガチでできる形式(45分×4本)での試合ということで、1セット目と2セット目はユース選手込みでの控え選手同士の試合、後半2セットを両チームのガチスタメンが戦うことになる。その結果、まず、1セット目でアルビレックスが爆発。5-0という圧倒的な点差をつけるものの、続く2セット目にユース選手を投入したところ、とんでもないほどざっくざく切り裂かれることとなり、あっという間に5-5の同点に追いつかれてしまう。

けど、まぁ、ユース選手とJ1控え選手の間に立つ壁の大きさを思えば、両チームとも5失点という話はまったく問題はない、むしろ、昨年と違う、前半から全力でプレーするスタイルを試した結果の5得点とキャンプ疲れこみでの5失点は、相対的に見ればアルビレックスにとっていい経験となる。もっとも、リーグ戦やカップ戦で同じ動きしたら即干されるレベルの短時間における連続した失点である。シーズン前にこういったプレイをしてはいけないことを経験するのはいいことだけれども、うぉいぃい、といわないといけない話である。

そして、両チームの選手が全員交代して始まる肝心の3セット目と4セット目。この試合は、フロンターレもアルビレックスも現時点でのレギュラーを取り揃えてのほぼ最終チェックであり、川崎は元日本代表の中村憲剛選手を中心に2年連続得点王の大久保嘉人選手や小林悠選手といった代表組に恐怖のブラジル人レナト選手、さらにはセレッソ大阪より移籍した杉本健勇選手といった攻撃力のある選手がずらりと並ぶところに、アルビのベストイレブン、レオ・シルバ選手を初めとするアルビレックスの全員守備の高スタミナ&ハイプレス集団が攻めかかるという、実に見事な試合が展開されることとなる。

幸い、清水キャンプでの調整もバッチリでレオ・シルバ選手を中心としたアルビレックスのDF陣の固さは2015年でも健在、前半20分まではJ1屈指の攻撃陣である川崎FW陣に押されるものの、守護神守田達弥選手が最後の最後をしっかりとゴールを守り、いつもどおりの堅守でのチーム編成が上々であることを印象付ける。そして、一瞬のスキをついてラファエル・シルバ選手からのスルーパスを田中達也選手が上手に押し込んで、フルメンバーでの試合ではアルビレックスが一歩リードする。けれども、基本、1点差などというものは、川崎の攻撃陣にとっては誤差の範囲内であり、その後はアルビレックスのDF陣を苦しめる苦しめる。レオ・シルバ選手のボール奪取の際にできるギャップをついた動きや、新加入のコルテース選手との連携がうまくいってない部分を突かれたりと、後半に入ってからは強烈なシュートが立て続けにアルビレックスのゴールポストを振るわせるものの、幸い、守田選手がスーパーセーブを連発。さらに、練習試合にも関わらず時間稼ぎをする新潟というものは、ある意味、大変に珍しい光景であるけれど、強敵である川崎相手であれば、勝利にこだわる姿勢はまったく問題はない。結局、試合はそのままタイムアップ。実質1-0、合計で6-5でアルビレックスは勝利するとともに、残り2週間となったキャンプにおける最後の課題を手にすることとなる。

とりあえず、例年毎年ほとんどいつもの光景として壊滅的という枕詞が大変似合ったアルビレックスのFW陣が、2015年は裏抜け、高さ、瞬発力に味方のクロスへの対応といった。得点の匂いを感じさせるところまで成長した上で、キャンプ中盤の試合で十分動けていることは朗報である。また、そういう攻撃のきっかけが中盤との連携から始まっていることも大きく、さらには、昨年の夏以降、レオ・シルバ選手のフリーキックがある程度、相手チームへの脅威となっておりゴール正面における相手DFの当たりなどがようやく緩和されることで、FW陣の動きもまた2014年のような硬直化は避けられるものと思われる。本当に、相手DFごとに対応できる選手がそろったFW陣なんだけれども、も、も、後ははははは、引かれれれれた相手をどうやって崩すか、である。毎年のことながら、気が重い。なんにせよ、3月7日の開幕戦、アウェイサガン鳥栖戦まで後2週間である。

[編集] なんて素敵なネタチーム

2月23日、本当であれば、別段項目立ててまで書くようなネタではない話であっても、なぜだかどうしてだか実にまったくアルビレックスというのが、骨の髄からのネタチームというものである。

というわけで、Jリーグを全試合放送するスカパー!の2015年版のテレビCMがオンエアされることになり、このたび、各チームごとに1分間の映像と煽り文句、さらには2014年の心に残る光景を編集してCMにするという方式が取られたものの、その中で、全J1、J2チームをあわせて40チームある中で、まったくアルビレックスが悪いわけではないのに見事に綺麗にふつくしいまでにあるびれつくすになるのが世の中というものである。ということにする。とりあえず、CMについて簡単に解説すると、最初の1秒に「ココロ動く、未来へ。」という言葉と、スカパーの文字が出た後に、それぞれのチームのイメージにあわせた煽り文句や昨年度のゴールなどが流されるというテンプレートに沿って、チームごとの印象に残るシーンが画面に映し出されるのだけれども、アルビレックス新潟編と題されたそれはレオ・シルバ選手や田中達也選手のゴールシーンや、弾かれても外しても何度も何度もシュートを打つというイメージが繰り返されることで、実に新潟ファンの気持ちと新潟の目標にあった編集がなされていて、最後の「Goal!」という言葉が最高の煽り文句、メッセージとなっているのだけれども、残念ながら、それは、あることに気づかなかった人にのみ与えられるイメージで、あの瞬間に気づいてはいけないものに気づいてしまった人は、どうしても、シーズン開幕前に改めてアルビレックスの不運を嘆かなければいけなくなってしまう。

というのも、CMの最初の1秒に出てくるスカパー!の文字の後、2秒目からは画面にデカデカとアルビレックスのエンブレムとオレンジ色に染まったスタジアムが出てくるのだけれども、その片隅、画面端、右下のところにある言葉が、

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S-PULSE


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・・・まぁ、なんだ。大好きだよ、うん、こういうネタチームって、うん。なお清水エスパルスのCMと入れ違っていた、とかいう話は特になく、ちゃんと向こうは向こうでしっかりとS-PULSEの文字があるので、単純にスカパーが間違っただけである。けど、まあ、あれだ。訴えたら勝てる。けど、まぁ、最高のネタをありがとうございますという言葉を残してはいけないのだろうけれども、大変おいしいネタです。本当にありがとうございます。

というおいしい話はさすがに2日目でちゃんと修正されるものの、さらに追加シナリオが発売されるからこそのアルビレツクス。2月25日に発表された第3回Jリーグマスコット総選挙の結果発表においてもなんてステキなネタチームの勢いは止まることなく、40人のマスコットの中で、22位という絶妙なポジションに滑り込んだアルビレックスのマスコットアルビくんは、見事に、上手に、素晴らしいほどに、Jリーグの公式のツイッターにおいて写真を間違えられるという栄光を獲得。あろうことか、アルビくんの長男であるアー君の写真を公式ツイッターに掲載される時点で、とりあえず、訓練された新潟ファンは、今年もまたJリーグが始まるという思いを強くする。すなわち、ネタの神様が降りてくる時期になることを覚悟するものである。

[編集] (ネタ的に見ても)充実の清水キャンプ

そんなこんなで実に充実の清水キャンプの最中の2月25日、J1チームとしては珍しい、完全非公開の練習試合が行われる。試合相手は多分、湘南ベルマーレかと。そして、試合経過についてはまったくの霧の中であり、噂話程度では負けたような雰囲気が漂っているのだけれども、いかんせん、ハードトレーニングの真っ只中での試合であるため問題はない。けれども、やっぱり。詳細は不明。そんな実に奇妙な試合が行われた背景には、2014年のシーズン開幕前に有力チームのスカウトがアルビレックスのストライカーである川又堅碁選手を徹底的に分析した結果、開幕直後にドン引き&背後霊マンマークという必勝法を見つけ出し、あっという間に全チームを通じての川又&アルビ殺しが浸透したという悲劇があったためである。練習試合を公開しすぎて、シーズン開幕直後にチームが崩壊の危機にいたることを思えば、このように全てが謎のままという練習試合も、ある意味。ごく当然の行為である。とりあえず、このような悲劇を踏まえ、2015年は開幕のFW陣がまったく分からない、それでいてほとんどの前目の選手に一長一短な特徴があるという、相手にとってみれば相当嫌な体制で開幕を迎えることになる。

と、いいのだけれども。

そんな清水キャンプも最終日を迎えた2月28日。キャンプの最終日に行われた京都サンガとの練習試合、45分×4セット、の前にアルビレックスとは関係ないけれども、なぜだか2月27日に清水へとバス移動をしていた京都サンガのチャーターバスが東名阪道で接触事故を起こしてしまい、あわやリーグ開幕前にチーム崩壊の危機、とかいう話が発生。幸い、高速道路に立ち往生とかいう話で済み、代替バスで清水へと到着ということになったものの、いろんな意味で血の気が引く話である。けれども、アルビレックスのせいではない。絶対ない。と思いたいけど、ネタチームとしては書かざるをえない。

というわけで、非公開で行われたこの練習試合。詳細は不明なものの、6-5で見事アルビレックスは敗北。けれども、湘南戦から中2日、その上、前半2セットが3-1、後半2セットが2-5となっており、さらに後半の得点者を見ると、京都サンガのユース選手も含まれているという状況であるため、川崎フロンターレ戦とは逆の形、前半は主力メンバー、後半はユース選手を交えた控え同士の戦いであったものと思われる。そのため、後半に守備が崩壊して5失点で大逆転負けとかいう話になっても、それほど問題ではない。無論、ユースを交えた際の守備意識の構築について、後半に出場した選手個々人、もしくはメンバー同士でしっかりと見つめなおしてもらいたいという話もあるものの、まずは効果的に京都のDFを切り裂いたアルビレックスの攻撃陣の仕上がりがいいという話のほか、けっこーな疲労の中、中2日での試合をしっかりと形にできたことは、4月から5月にかけての連戦で大きな財産となる。何より、怪我人らしい怪我人が出なかった。これが大きい。

実際、2014年に三冠を獲得したガンバ大阪は、シーズン開始直前にチームの要である今野泰幸選手をケガで欠いた結果、ACLの初戦、ホームで敗北という厳しいスタートになっており、とにもかくにも、アルビレックスのようなハードトレーニングが信条のチームで怪我人を出さないことがどれだけ大切かが、24人というギリギリの人数になればなるほど身に沁みる。また、場合によってはシーズン開幕後もある意味アルビレックス特有の特殊スキルである仏のあるびれつくすを遺憾なく発揮しする可能性を思うと、本当に怖くなる。特に、2014年の開幕直後のように、湘南ベルマーレで中心選手が怪我をしたらば、即座に控えだった藤田征也選手をレンタルで送り出したなんて話になった結果、ベルマーレはJ2の歴史に残る連勝記録を打ち立てた上、藤田選手も帰ってこなかった&快く送り出したとかいう話は、さすがに2年連続だと心苦しい。いや、あるびれつくすらしい話なんだけれども。

なんにせよ3月7日のJ1開幕、アウェイでの対サガン鳥栖戦までもうすぐである。

[編集] 3月

順調な仕上がりの中、清水キャンプから聖籠町アルビレッジへと帰ってきたあるびれーっくす。残りの1週間、キャンプの疲労を回復させながら、3月7日のアウェイサガン鳥栖戦へ向けた戦術の確認を行うと同時に、まったく開幕のスタメンが分からない状況における最後のレギュラー争いという、ある意味、シーズン開始直前の最後の戦いが始まっている。しかも、この戦いは開幕後も延々と続けられる可能性が高い。それぐらい、個々の選手のレベルが上がったことを喜ぶと同時に、いきなりの鳥栖戦という、ある意味、最もJ1でバチバチ当たりにくる相手を柳下正明監督がどういった布陣で迎え撃つかもまた見ものである。

そんな中、とりあえず、清水キャンプ終了時点でほぼレギュラー確定と言える選手は6人。GKの守田達弥選手にDF陣が4人、CBの大井健太郎キャプテンにフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手、右SBの松原健選手に左SBコルテース選手、そしてMFレオ・シルバ選手である。もっとも、連携不足を危惧してコルテース選手のスタメンは代る可能性があるものの、とりあえずJ1屈指のDFラインと反則外国人を有しているという点で、大崩れはしない陣容である。問題は、とにもかくにもひしゃでも金でも銀でも桂馬でも香車でもいいから、点を取ってくださいお願いしますという攻撃陣である。

あわせて、熟成された戦術においては、歩ですらも相手に突き刺さるため、今年こそはセットプレイを守備面でも攻撃面でも何とかかんとかという思いがふんとにもう。

[編集] 開幕、の前に

3月7日、アルビレックスの2015年シーズンの開幕を告げる笛が佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムに鳴り響く前に、ちょっと見事なサプライズ。というわけで、アルビレックスの開幕スタメンにいきなり新人である平松宗選手と小泉慶選手が名を連ね、松原健選手がベンチという時点でびっくりどころの騒ぎじゃねえ。しかも右SBに小泉選手、右MFに平松選手という時点で、柳下正明監督がチャレンジャーすぎる。もちろん、このびっくりどっきりな起用について、様々な憶測が飛び交うものの、とりあえず花粉症じゃない選手、という話が一番納得がいった件については秘密であると同時に、あわててPM2.5についても調べてみると、幸い、3月7日については、若干、九州に飛来しているものの、日本には届いていない状況である。

まぁ、その九州に飛来しているところが佐賀県の隣の長崎県というのが問題なんだけれども。そして、飛来予想によるとそのまま東へと流れてきてるんだけれども。ちなみに、本間勲元キャプテンが春先にあまり動けなかったのは、実はごにょごにょという話もあれだけれども、やはり、花粉症もしくは中華粉症は怖いなあとしか。

そんな、外で活動するスポーツ選手としてある意味死活問題である環境を跳ね除けて、見事アルビレックスの開幕スタメンを勝ち取ったメンバーを紹介すると、まず、GKは守護神守田達弥選手、CBが大井健太郎キャプテンにフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手、左SBがコルテース選手、右SBが小泉選手、そしてMFが左から山本康裕選手、小林裕紀選手、神様レオ・シルバ選手、平松宗選手となっており、そして肝心要のFWについては、田中達也選手とラファエル・シルバ選手となり、指宿洋史選手と山崎亮平選手がベンチ、鈴木武蔵選手についてはふんだらら。

もっとも、松原選手及び鈴木選手は3月いっぱい、ほぼオリンピック予選の合宿と練習試合に出ずっぱりになるため、そういう意味でふんだららと小泉選手の抜擢が行われた可能性も高い。幸い、相手の鳥栖では、日本随一のクロスを持っていた安田理大選手がヴィッセル神戸に引き抜かれたため、左サイドからの攻撃力が低下しており、多分、まぁ、なんとかなる。はず。きっと。フラグっぽいけれど。

問題は、基本、試合が荒くなる傾向になる鳥栖戦で、中心選手が怪我をしたらどうしようという話でもある。これもフラグっぽいけど。

[編集] 開幕は何が起きても アウェイサガン鳥栖

3月7日午後2時、日本全国で一斉にサッカーが始まる笛が鳴り響くということはつまり、アルビレックスに不幸がやってくる合図でもある。そう、最初は笑顔で。次に顔を引きつらせる形で。というわけで、試合開始から大方の予想通りにバチバチやりあうアルビレックスとサガン鳥栖。しかし、こうなると分かっていた試合であるため、審判も基本的にはスルー、その後、前半5分過ぎから徐々にアルビレックスの動きがスムーズになり、中盤でのパス回しも効果的に行われるようになると13分、山本康裕選手のスルーパスに反応したラファエル・シルバ選手が綺麗に裏に抜け出してそのままドリブルで突破、ファーストシュートが得点に結びついて幸先よくアルビレックスが先制、0-1。

なお、この得点で新潟の2015年の未来が明るいなどと思うぐらいではまだまだである。むしろ、何かが起こるに違いないと身構えてこその新潟ファンである。

そしてそれがまた当たるんだ、これが。前半20分、右サイドの攻防、すなわち鳥栖にとっては左サイドでフィッツジェラルド舞行龍ジェームズが負傷。担架で退場。開幕戦では2年連続。なんで悪い予測が当たるかって?新潟ファンなら当然でしょう。そして、急遽大野和成選手が投入されたものの、前半26分に、新潟PAでの競り合いで、丹羽竜平選手からのボールを谷口博之選手がヘッドで折り返し、そこを鳥栖の豊田陽平選手が押し込もうとしたところを後ろから大野選手が押し倒してしまい、もちろんイエロー、むしろレッドでなくて良かったレベル。で、もちろんPK。ぐふぉっ。で、豊田選手にぶち込まれて1-1。その後、互いの当たりの強さがアダとなって選手もヒートアップ、普段はなだめ役にまわるレオ・シルバ選手も豊田選手に突っかかるなど、まぁ荒れる荒れる。そんな中、鳥栖は集中的に大野選手を狙いレオ・シルバ選手の頭を越えるボールを放り込み続ける放り込み続ける。うん、分かってたけど、心臓に悪いどころの騒ぎじゃねえ。しかし、前半は何とか堪えて1-1のまま終了。

で、問題の後半。

毎年毎年クソ問題となるのセットプレイがやってくるんだ。後半6分、長距離フリーキックを池田圭選手に合わせられて鳥栖が逆転。2-1。それも豊田選手にマークが集まった隙を突かれて失点なわけで、まぁ、あれだ。いい加減、不運に際しての気落ちが長いのは弱点である。まぁ、そこで叱咤できる選手が少ないから仕方ない。

その後の試合はもー、荒れる荒れる。後半15分にいつもの田中選手に代えて山崎亮平選手が投入されると鳥栖のDFが、こりゃまたいつもの新潟殺しのドン引きへと移行。嫌な予感しかしない。そして始まる新潟の攻撃に関する引き出しの少なさの展示会展覧会。いや、知ってたけどさ。レオ・シルバ選手をつぶされると前線にチャンスが供給されないのはどうしようもない。けれども、2015年の新潟にはまだ奥の手がある。というわけで、後半30分に指宿洋史選手を投入。高い。もんのすごく、高い。すると、それまで安定していたサガンDF陣が一気に混乱。本当に、奥の手と引き出しが多いということは重要である。実際、セットプレイ時に相手をひきつけるだけで十分、チャンスは多くなる。しかし、いかんせん、そういうときに限ってアルビレックスのセットプレイの精度が重い重い。結局、指宿選手の投入がチャンスを作ったことは確かであるけれども、残念ながら試合はそのまま終了。アルビレックスはいつもすぎる不運を味わいつつ、1-2で敗北。しかも、いきなり中心選手が負傷した上での敗北である。

なお、すさまじい不運はこの日、中継が行われたNHKでも発揮されており、試合終了前にも関わらず、最後の最後で新潟県では中継を中断。ラストプレーが中継されないという悲劇に見舞われる。まぁ、あれだ。すげえや。まだ足りないな。とってつもねえや。次節はホーム開幕戦、清水エスパルスとの試合であるけれど、とにもかくにも、本間勲選手レベルで悲劇に強く異常事態に冷静なメンタルを持つことが望まれる。なお、試合後、舞行龍選手は松葉杖で会場を後にしており、柳下監督が言うには内側側副靱帯の損傷の可能性があるとのこと。

というわけで、分かりやすい結論が出てくる。

さらば、


前期優勝


いや、むしろ、場合によっては、いきなりレオ・シルバ選手が負傷だなんて話になったら、3月の時点で降格を危惧しないといけない事態でもある。

[編集] 春は名のみの ホーム清水エスパルス

3月14日、天気予報にばっちり雪マークが残り、その上ぽつぽつ雨も当たるという曇り空の中でのホーム開幕戦。そこかしこに雪の塊が残る中、いやー、2014年の最終節を思い出すなあと笑いつつ、微妙な客足に軽く目頭を押さえたくなる2015年の始まりである。まぁ、その、アルビレックスファンの年齢層の高さとこの寒い天候を思えば、同日に開催されるにいがた酒の陣を選ぶこともやぶさかではないわいな。なんせ、サガン鳥栖戦で負傷したフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手が全治1ヶ月、試合も逆転負けという時点ですでに気分は冬の延長が確定しているアルビレックスファンである。その上、柳下正明監督が鳥栖戦に引き続いてFWの平松宗選手がMFの位置に、ボランチの小泉慶選手の右SBに配置する時点で、風が状況が体感気温を下げまくるサゲまくる。てっきりケガを避ける意味で、鳥栖戦のみのオーダーかと思っていたらばこそ平気だった急造右サイドコンビが、再度先発という話になると、いや、ほら、うん、新潟ファンが絶叫するのも仕方ない。

確かに、本職である右SB松原健選手とFWの鈴木武蔵選手は水曜日にオリンピック代表としてミャンマーとの練習試合にスタメンで出場して活躍、9-0という圧勝の立役者となったため試合及び移動による疲労を考えれば、この試合はベンチとかいう話もしょうがないけれどもさ。いや、その、だとしても、それぞれのポジションの専門職である小林大選手や川口尚紀選手をなぜスタメンに出さない、エスパルスは鳥栖戦と違ってケガの心配をしなくてもいい相手でしょうに。という不満がそこかしこで表れる現れる。ちなみに、今回の謎起用に関する1つの可能性として、この時期すでに海外からのオファーが届き影で交渉しているせいで、松原、鈴木両選手の起用を手控えざるをえないとかいう話もありうる。けれど、さすがにそれはまだ気が早い。でも、そうだとしたら、かなりの高額おふぁーであるため、まぁ、この采配もしょうがない。けれど、実際問題として、ファンにしてみりゃたまったもんではない。

その上で、試合もまた寒いとくればもう。

えっとですね、セットプレイって日本語でしょうか?いいえ、イタリア語です。なら、得点できなくても仕方ないですねあっはっは。そうですね、ははははは。というわけで、この試合、新潟は合計で12本のCKを得るものの、まったく得点には結びつかず、押し気味に試合を進めてはセットプレイで笑いを取るという光景が繰り返される。こりゃあれか。新潟のセットプレイというものは、自分たちのチャンスをつぶす儀式か何かか、と愚痴りたくなるレベルである。

その結果、新潟市出身の作家、坂口安吾の言う「ふるさとは語ることなし」という言葉がよく似合う試合になる。すなわち、0-0のままドロー。観客もホーム開幕戦にも関わらず、20000人を切るお寒い状態である。なお、懸案だった右サイドの守備についてはとりあえず無失点で抑えたものの、攻撃面、特にクロスという点については、存在しないレベルである。と同時に、田中亜土夢選手の穴が動員面で見ればとんでもなく大きいことも再確認され、しかも、本人がフィンランドでめっちゃ活躍してる分、なおさらである。こらあれだ。スタートダッシュに失敗したことは確定したので、春先は態勢を立て直すためにもうちょっと時間がかかると覚悟したほうがいい。後、セットプレイについては、2015年シーズンも二度と立ち上がれない可能性が高いため、ファンの心の中で寝かせておくべきである。

なお、次の試合は3月18日にアウェイでナビスコ杯FC東京戦である。あわせて、J1次節は3月22日、ホームで2014年12月に行えなかった柏レイソル戦との再戦である。ちなみに、鈴木大輔選手は絶好調である。そのため、ナビスコ杯FC東京戦においてターンオーバーをを行わずにレギュラー陣の疲労を蓄積させた上でレイソル戦に望むとしたら、いろんな意味でやばい。シーズンがめっちゃやばい気がする。

あわせて、今節出場のなかった松原選手と、後半47分から出場した鈴木選手は、そのままJ3におけるU-22選抜に召集され、3月15日に行われる対相模原FC戦に出場とかいう話になっており、シーズンを通して新潟で休ませても世間は休ませてくれないことが確定する。そのため、国際大会に出場した若手有望選手をちゃんと休ませることでコンディションと商品価値を維持し、敗北を積み重ねても売却の際の利益を高めてきた新潟のスタイルが、まったく2015年では通用しないことになる。これは由々しき事態である。けど、だからこそ、急造の右サイドという話でもある。ちなみに、小泉選手が代表に召集される可能性も高いため、また、再度、いろいろといじくらなければならない可能性も高いけれど、今後、松原選手と鈴木選手が休める状況をいかに作るかを考えないと厳しいことになる。

[編集] 瞬間、魂抜けて ナビスコ杯アウェイFC東京

3月18日、アルビレックスの層の厚さを証明する、かもしれない2015年のカップ戦初戦が東京は調布市の味の素スタジアムで行われ、ナビスコ杯FC東京戦に加藤大選手他指宿洋史選手、山崎亮平選手に成岡翔選手、川口尚紀選手、そして前野貴徳選手がスタメンに名を連ねる。あわせて、懸案されていたレオ・シルバ選手もやはりというかいつもどおりというか、スタメンで出場。とりあえず、週末に行われるホーム柏レイソル戦、ACLで疲労した相手にターンオーバー気味で有利に戦おうとかいう姿勢をはなっから拒否し、またしてもガチンコで戦おうとするアルビレックスのいぢらしさに少々泣きたくなる。

しかし、試合は開始早々に大きく動き、前半2分、川口選手からの低いクロスに山本康裕選手が合わせて得点。0-1、ということで、もう2点取れば、レオ・シルバ選手を休ませることも可能になる。まぁ、言うだけならただである。しかし、残念なことにその後、試合は膠着。アルビレックスの新メンバー同士の連携が微妙に合わず、合ってもゴールポストに嫌われるなど、いつもの風景が目の前に広がっていく。けれど、1点取っている以上、このまま試合をクローズできれば2015年の初勝利となるわけで、その後は一進一退の攻防、とは微妙にすれ違う状況のまま前半を終了。だとすると、後半の選手交代で綺麗にシャットアウトできればいいなあ、とか思ってたらば、後半19分、先に選手交代したFC東京にきれいに崩されて、石川直宏選手にドリブル突破からの見事なミドルを決められて1-1。まさに、機先を制されるとはこのことだ。しかし、その後に行われたいつものFW陣の交代で、指宿選手からラファエル・シルバ選手への交代が行われると、アルビレックスの攻撃も活性化。次々とチャンスを作り出すものの。

後半33分、ワケノワカラナイPKがニイガタヲオソウ。FC東京のDF徳永悠平選手カラノロングパスヲPA内デ林容平選手トセッタ大井健太郎キャプテンニイエローカード。アレデPKッテドウイウコトデスカ?2012ネンノホームベガルタ仙台戦ノPKトオナジ、空中デセッテアイテガタオレタラPKッテアータ。モチロン、ソノママ林選手ニキメラレテ2-1、泣ケルナア。シカモ、ソノ直後FC東京ノ森重真人選手ガガッツリユニフォームヲツカムノハスルーッテアータ。

試合はそのまま、一瞬で魂の抜けた新潟に反撃の機会が訪れないまま、2-1でFC東京の勝利。まぁ、正直、一瞬でサッカーに対する信頼が欠ける試合の中で、反撃とかいう話を出そうとしても難しい。2015年のアルビレックス、未だ勝てず。次の試合は3月22日、ホームで柏レイソル戦である。

[編集] 3人目

3月20日、筋金入りのアルビレックスふぁんであれば、今年度の傾向というものがだいたい把握できる事件が勃発。なんと、3月16日よりU-22韓国代表の試合のためチームを離れていた控えのCBソン・フンミン選手が、練習試合で味方ゴールキーパーと交錯、顔面にパンチングを食らって顎を骨折した結果、

全治


1ヶ月


・・・久しぶりだなあ。このネタ。後、5人しかいないCBの中で、キャンプ中に足を痛めて離脱した酒井高聖選手に開幕戦で負傷したフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ、そしてソン・フンミン選手がいなくなるってどうよ。残るCBが大井健太郎キャプテンと大野和成選手しかいない状況が、普通、リーグ開幕して2週間で発生するかあ?。もっとも、酒井選手のケガはほぼ完治、舞行龍選手も4月中には復帰するため、大黒柱のGKが全治8ヶ月、ぶふぉっ、とかいう話を2年連続で食らうレベルではないものの、どうしたって次節の柏レイソル戦と28日のナビスコ杯ホームサンフレッチェ広島戦への影響は避けられないわけで、そういいう意味でも実に心苦しい。

てゆうか、毎年毎年この広島とレイソルについて、アルビレックスから幸運を受け取りまくりすぎて嫌になる。てゆうか、この2チームと対戦する際のアルビレックスの不幸っぷりがひどすぎる。けど、まぁ、だからこそおいしいことは認めざるをえないのだけれども。

あわせて、ソン・フンミン選手の負傷については、もともと代表戦への出場のため3月末まではチームから離れることになっており、喫緊のチーム運営にはさほど大きな影響はなかったりする。けれど、どうしても復帰予定の4月半ばまで控え選手と練習試合のやりくりが難しくなるのはいかんともしがたい。

[編集] 斎藤宏太選手を2種登録

3月20日、暗くなる怪我のニュースが続く中で、ようやくほっとできるニュースが1つ飛び込んでくる。なんと、アルビレックスが春季キャンプに帯同させたユース選手の1人である斎藤宏太選手が晴れてトップチーム入りすることが決まり、2種登録選手としてアルビレックスの新メンバーに名を連ねることになる。なお、2種登録選手とは、高校のサッカー部に所属しつつJリーグの公式戦への出場が可能にすることで、才能ある若手を早めに確保、所属先を明確にして、いきなり青田刈りでぶん捕られないようにするために必須となるシステムである。あわせて、2月13日にもGKの阿部航斗選手が2種登録されており、2015年シーズンはユース選手を昇格させることで人数減の穴埋めを行う姿勢が今回の昇格で再確認されたといえる。

そのため、今回の斎藤選手の昇格についても、本人の実力もさることながら、トップチームのメンバーがいきなり怪我で3人、代表で2人も欠けたらば、こういった対応をせざるをえないのもしょうがないという話である。けれども、そんな微妙な非常事態であってもチャンスはチャンス、アルビレックスのエンジンである若手の成長にもう1つピースが加わったことを喜ぶと同時に、改めて、今年一杯、怪我人の動向がチームの鍵を握ることも覚悟しないといけない。そのため、もし、斎藤選手がベンチ入り、もしくはカップ戦出場、さらにはリーグ戦にも出場とかいう話になったとしたら、実は斎藤選手がリオネル・メッシばりのドリブルのテクを持っていて、フランク・リベリーなみに強烈な存在感を発揮する、とかいう話以外の場合、かなりチームとして追い詰められているということになる。具体的には、2011年のアルビレックス新潟。所属選手の3人に1人が怪我で試合に出れなかったという、近年まれに見る野戦病院っぷりを繰り返してはいけない。

そういうときに限って、近年まれに見るハードなスケジュールな件については、どうしようもない。まぁ、だからこそ、早めの2種登録という話である。

なお、斎藤選手はモンテディオ山形のジュニアユース出身の17歳で、山形ユースの中でも屈指の才能と言われていたにも関わらず、3年前、J1に挑戦するという志を胸にアルビレックスの門を叩いたという経緯が存在。ありがたいやら送り出してくださった山形の皆さんに申し訳ないやら。後、心を込めて2012年に残留したことがこういったきっかけを生んだという話がとんでもなく重く、逆に言うと、あの年、最終節で奇跡の残留を果たさなかったら、確実にそんな話はなかった。そして、アルビレックスには松原健選手も小泉慶選手もいなかった可能性が高く、石にかじりついてでもJ1に残留することがいかに大切かが身に沁みる。もっとも、あの日、あの最終節のとき新潟にいたメンバーで、2015年に残っているのが大井健太郎キャプテンと鈴木武蔵選手、そして黒河貴矢選手にシーズン途中で2種登録を果たした川口尚紀選手の4人しかいない時点で、別の意味でも目に沁みる。

[編集] 凪のち暴風雨 ホーム柏レイソル

3月22日、春の陽気に誘われる絶好のサッカー日和の中、得点力だけがとにかく真冬なアルビレックス。なお、気象庁による試合前の黄砂及びそれに伴うPM2.5の予測によると、新潟及び北陸は飛散量やや少なめで済んでいるものの、大阪以西は真っ黄色。花粉症の選手達のご冥福を祈るレベルとなっている中、アルビレックスの天敵のチームカラーもまた黄色。というわけで、涙を流さざるをえない鈴木大輔選手がいる柏レイソルと戦うのだから、実にまったくあるびれっくす。とにかく、当たりの強いことで知られるアルビレックス&アジアのクラブチームをガチで跳ね返すだけでもすごいってのに、2015年になってから未だに無敗とくれば、逆にありがたい気にもなるのが、強いチームに強いアルビレックスの特徴である。とにもかくにも、デンカビッグスワンの歓声を支えにさえすれば、アルビレックスであってもACL出場チームと互角の戦いに持ち込める。

なお、3ヶ月前のJ1最終節の悲劇を思えば、試合ができるだけでも幸運であり、なおかつ、23日にはしっかりきっかりと雪マークがついていて、その上暴風雪までオマケされるのがアルビレックス。どうにもこうにも、こういった幸福が似合わないアルビレックスにさらにオマケが加わって、レイソルはスタメン及びベンチメンバーからも、怖い怖いSTのレアンドロ選手をターンオーバーで休ませることを決断。代わりにクリスティアーノ選手を投入してくれたことで、CBがぎりぎりのアルビレックスにとって、相当ありがたい話になる。とりあえず、攻撃力86の選手が76の選手に代るだけでも神に感謝したくなる。もっとも、だとしても柏の攻撃力が怖いことにも代わりはない。変わるわけがない。

というわけで前半。試合開始直後からアルビレックスのチャンスが続くものの、基本アルビレックスのチャンスとは相手チームのDFの練習である。ミスさえしなければ、失点しない。なんせ、数少ないチャンスから決定的なチャンスを作り出すアイデアが不足しているため、実に対応しやすいことこの上ない。そのため、AクラスのDF陣でなくても得点に結びつくきっかけを切り続けることで無失点に抑えられるのが、悲しいかな、アルビレックスの現実である。もっとも、対するレイソルもまた、要所要所でカウンターを仕掛けるものの、アルビレックスの固い固い守りに阻まれる。そんな攻防の中、珍しく前半30分過ぎにアルビレックスの決定的なチャンスをコルテース選手が演出するものの、後ろからのタックルがノーファールだったりすることもまたよくあるよくある。気にしない。そのため、柏のような当たりの強いチームを相手にするときは、PA内での冷静な判断力とボールキープ力が改めてアルビレックスの攻撃陣に求められるんだけれども、どうしても一長一短にならざるをえないのが、貧乏というものである。

しかし、そんな話が一転するのが後半。てゆうか、なんっじゃ、そりゃ。

というわけで、まず後半5分、レイソルの右MF武富孝介選手がアルビレックスのロングパスに反応、即座に大野和成選手とコルテースに選手に挟まれるものの、見事なテクニックで2人の間にボールを通してPA内へ進入、そしてGKの守田達弥選手を引き付けた上で、ラストパスをクリスティアーノ選手に渡して、後は上手に流し込むだけ。0-1。けれども、この時点でこれから起こる惨劇を予測する人間は誰もいなかった。

続く後半10分、綺麗に抜けたラファエル・シルバ選手からの一連の攻撃で、最後、茨田陽生選手の足がラファエル選手にもろにかかってPA内で倒され、今度こそPK獲得。このチャンスをレオ・シルバ選手が決めて1-1の同点に追いつくと、一気に柏のDFが冷静さを失い、続く後半14分、今度はラファエル・シルバ選手のスルーパスに前線で張っていた山本康裕選手が反応、完璧に柏DF陣を裏を突いて2-1と逆転。さらにさらに、後半24分、中盤からのカウンターで柏DFの最終ラインの間をスルスルとラファエル・シルバ選手がもぐりこむと、小泉慶選手がこりゃまた完璧なタイミングでスルーパス、鈴木大輔選手が懸命に足を伸ばすものの、無常にもその足に当たるかたちで3-1。けれども、そんな試合はアルビレックスに似合わないとばかりに柏も反撃、後半26分にDF輪湖直樹選手のシュートが綺麗にアルビレックスのゴールにぶっささって3-2、しかし、そんな柏の勢いが後半36分に柏MF茨田陽生選手の2枚目のイエロー、それも文句も言えない形での退場で衰えることとなり、後は、アルビレックスのいつもの光景としての相手のパワープレイをいなす作業が始まることとなる。

試合はそのまま3-2でアルビレックスの勝利。2015年初の白星を祝うと同時に、おかしいな。前半の時点で試合の趨勢を見極めて文章量を確保したつもりなのに、たった30分で情報量がパンクするか普通。でも、めちゃくちゃ好きだよ、こういう予定調和をぶっ壊す試合ってのは。というわけで、昔懐かしき鈴木大輔選手に一矢報いつつ、PKが敵にしろ味方にしろDF陣に与える影響の大きさに驚愕しつつ、次の3月28日のナビスコ杯までサッカーを楽しむのが新潟ファンの特権である。相手は、戦績的に見ては大嫌いなんだけども、チーム運営的にも選手の育成についても大変に参考になるサンフレッチェ広島との一戦inデンカビッグスワンである。ということはDF千葉和彦選手&森保一監督との、いつもすぎる因縁の対決、ただしアルビがあんまり勝てない、である。あわせて、リーグ戦は4月4日、アウェイで川崎フロンターレ戦となっている。

[編集] 祝、川又選手、日本代表に召集(泣)

3月22日、この日行われたJ1第3節で、1つのアクシデントが発生。モンテディオ山形川崎フロンターレが対戦し、1-0でモンテディオがジャイアントキリングを起こしたその試合、なんと川崎のFWで日本代表にも選ばれていた小林悠選手がハムストリング(ももの裏)を痛めて負傷退場。その結果、混乱した川崎の攻撃陣が無得点に抑えられたその影で、3月27日に行われる日本代表とチュニジアとの一戦に小林選手が出られないことも確定。そのため、急遽代表メンバーの追加招集が行われることとなり、事前に決定していたバックアップメンバーの中から見事、名古屋グランパス川又堅碁選手が、初めてとなる日本代表に選ばれることとなる。と同時に、翌23日から行われる日本代表の合宿にも参加することになり、喜びのコメントを広報を通じてメディアに発信する。

泣けるなあ。うれしいんだけども、むなしいなあ。

なお、川又選手のほか、今回の日本代表には、元アルビレックスの選手が続々と参加しており、スタメンがほぼ確定のSB酒井高徳選手に、代表初キャップも十分にありえるGK東口順昭選手、そしてバックアップメンバーとして千葉和彦選手と鈴木大輔選手が名を連ねる時点で、アルビレックスの選手育成能力の素晴らしさが誇らしく思えると同時に、だ・か・ら・こ・そ、こういうネタに直結するのがひどく悲しい。

あるびれくすのげんえきせんしゅがそこにいないというじじつがねたになるのがまことにかなしい。

あわせて、こういった悲劇に直結する2015年の夏及び冬の移籍については、翌年のリオデジャネイロオリンピックが絡むため、代表戦でけっこうな数の公式戦に出られないことを考えれば、アルビレックスのピチピチの若手選手に対する高額の移籍とかいう話は手控えられる可能性が高い。ただし、翌2016年にどれほどの悲劇が起こるかをか考えれば考えるほど気が重くなる。無論、2015年からは代理人制度が変わり、悪意ある移籍は難しくなったにも関わらず、どうしても何かろくでもないことが起こる気がしてならない。いや、確実に起こる。

そして3月27日に行われた対チュニジア戦で、なんとスタメンで初出場を果たした川又選手。その躍動っぷりは、まさに全盛期に新潟時代を思わせるものと同時に、足元の技術やら緩急のきかない動きについても、やっぱり新潟時代。うぉいくぉら名古屋、という話もしたいけれども、まぁ、当分治らないということはアルビレックスファンどころか新潟県民のほとんどが理解している。けれども、ゴールポストを叩く惜しいヘディングやチームメイトである永井謙佑選手との連携、さらには前線からの積極的な守備など、見せ場も作った川又選手が、今後、ロシアW杯に向けてさらに代表選出される、であろうことは確実、なはずな状況を喜ぶと同時になんであのとき怪我をした。心から、心から思えるからこそあるびれつくす。

[編集] アルビレックス新潟、タダ券の配布を停止

そんな川又選手の活躍があった3月27日に、もう1つの大きな動きがアルビレックスの経営陣から発表される。それは、大量のタダ券をばらまくことでビッグスワンをオレンジ色に染めると同時に相手チームへの強烈なプレッシャーを与えて、なおかつ、各種グッズや出店への利益を増加させた、いわゆるタダ券戦略を2015年度より転換。とりあえず、ばら撒かないことを決めるという大きな一歩を踏み出した、のだけれども、そらあ、確実に観客動員数が2万人を切りますわなあ。開幕戦にも関わらず。という話にもなる。

もちろん、この動きにはアルビレックスにも周辺の話にも裏がある。とりあえずアルビレックスにとっては、J1昇格から10年を経て、タダ券をばら撒くことで新潟の人間にスポーツの試合を見せる習慣をつけるという第一目標はすでに果たされたと見るのが1つ。新潟のスポーツの中心にアルビレックスが存在するという図式が出来上がり、県内の小中学生が年に1回はビッグスワンに行きたいと願うような環境、文化が整った以上、いつかはタダ券からの脱却を果たさないといけないわけで。

具体的に言うと、主に駐車場の問題でってところが2つ。

そして、それ以上に大きいのは、2014年の最終節の際に語られたスカパー!の契約に関する問題である。ようは、2015年はファンがどれぐらいスカパーと多く契約してくれたかでJリーグの配分金を優遇しますよーという当たり前の話であるのだけれども、いかんせん、タダ券との相性がわっりーのなんの。そらそうだ。理由を書く必要すらないレベルで、そらそうだ。この3つ目の理由がとにかく大きい。

ま、わっかりやすく言うと、いい加減タダ券のばら撒きで成功を収めた収めすぎた新潟に対する、配当金制度を介した兵糧攻めという話が正しいのだけれど、スカパーにとっての死活問題である以上、気持ちは分かる。そのため、新潟ファンもこの動きは至極納得しており、2014年に比べて毎試合ほぼ2000人の観客の減少を覚悟しなければいけない。もちろん、2012年並に負けが込んだら、それ以上の。

けれど、これは新潟にとってもバクチであるため、一応はタダ券をばら撒かない場合のデータの取得が終了したり、スカパーやもしくは新潟県内の自治体関係者との話し合い、さらには各種イベントで配られたタダ券という話も含めて、復活する可能性は十二分にある。ようは、こういった機会を設けてどうなるかを確認することも重要で、一歩踏み出すこともまた重要。そして、歩き続けるか、もしくは戻るかもまた、試行錯誤を行わないといけないという話である。

[編集] 乗り越えたい壁 ナビスコ杯ホームサンフレッチェ広島

3月28日、代表戦の関係で土曜日に開催されることになったナビスコ杯inビッグスワン。相手は新潟をカモにしているサンフレッチェ広島。もっとも、それには大きなわけがある。ありすぎる。というのも、基本、ドン引きに弱い崩せない点取れないアルビレックスに対して、広島の多彩な攻撃陣はたとえ引いて守っても一瞬の隙をついて得点、そこでさらにアルビレックスが前がかりになったところをカウンターで追加点。あべし。というのが一連の新潟広島戦の光景であり、その上、ホームとアウェイで戦い方を平気で替えてくるんだからもう。しかも、1シーズンを通して戦略を立てるため、試合によっては勝利にこだわらないリアリストな一面を有し、それをファンも支持。

そらああああああ、ACLをハナっから捨てて、リーグ戦に集中することで2連覇成し遂げるよなあー、うん。うらやまし。

しかし、それは2014年までの引き出しの少ないアルビレックス攻撃陣の話。2015年は、多種多彩な才能を取り揃えて、広島のDF陣をお迎えしますという態勢が整えられており、さらに広島は守備の要のDF水本裕貴選手、攻撃の要MF青山敏弘選手を代表に送り出していることから、どうしても防戦一方になってしまうものの、残念ながらこれもいつもの光景である。ほんと、かてえんだ、あそこのDFは。

というわけで、前半はさして語ることもないままに0-0のまま終了。

問題は、広島のDF陣の足が止まる、と思いたい後半からである。実際、この試合のサンフレッチェ森保一監督の意思は明確で、後半17分に怖い怖い佐藤寿人選手を皆川佑介選手と変える時点で、無理をしないという意識が透けて見える見える。もちろん、アルビレックスも負けじといつもの田中達也選手と山崎亮平選手の交代を行い、よりプレッシャーをかけ続けるものの、やはり、固い。硬すぎる。ほんと、守備に徹する広島とセットプレイをほぼ放棄しているアルビレックスの相性は、相当に悪い。連携だけだと、アルビレックスの成長途中のFW陣では到底崩しきれない。まぁ、だからこそ、世の中にはセットプレイというものがあるのだけれども、それは世の中の話である。新潟ではない。

けれど、まぁ、だからこそアルビレックス攻撃陣のさらなるレベルアップにつながる試合、とも言える。試合はそのまま0-0で終了。とりあえずは、2014年よりは広島の守備陣を苦しめた。問題は、向こうが引き分け上等勝ったらもうけ、負けなかったらそれでいい、という明確な意思の元で完璧に試合を遂行したのに対して、アルビレックスの引き出しが若干足りず、1試合を通してのゲームの組み立てのアイデアもまたちょっと足りなかった。けど、まぁ、出来たばかりのチームとしては上々といえる。

次の試合は4月4日、アウェイで川崎フロンターレ戦である。

[編集] アルビレックス新潟プノンペン、トップチームの活動を停止

3月31日、増殖の続くアルビレックス新潟の海外活動の中で、久しぶりに活動を停止するところが出てくる。というわけで、カンボジアプノンペンにて活動を続けていたアルビレックス新潟プノンペンは、3月末日をもってトップチームの活動を停止、引き続きサッカースクール及び子供達へのサッカークリニックの活動は行うとするものの、今後の活動は不透明ということになる。

まぁ、現地の日本企業の進出も含めて、ちょいと早すぎたという話である。また、基本、ブラックマネーが飛び交う東南アジアのプロスポーツの中で、アルビレックスのチームが2つもあると、別の意味でも怖くなる怖くなる。実際、2013年7月にシンガポールを本拠地とした国際的な八百長集団が摘発された際に、日本のクラブチームの名前も取りざたされたことがあり、はい、すいません、どう考えてもうちらです、などと思わず身構えてしまいたくなるようなニュースもあった中では、さすがにアルビレックスシンガポールのように選手全員日本人なので無実、とかいう裏技を使えるものの、さすがにそういった話はカンボジアでは厳しいわけで。

そのため、2013年10月に活動を開始して即2015年に停止するという話は、本来であれば何かのスキャンダルに身構えないといけない話なのだけれども、まぁ、内情はよく分からない、という話にするものである。あわせて、今回の活動停止により総合スポーツクラブアルビレックス新潟としては、2003年に活動を開始し2005年にリーグ移転とともに提携を解除したアメリカバスケット独立リーグのロングビーチ・ジャム・アルビレックス(現、ベーカーズフィールド・ジャム以来2つ目となる所属チームの活動停止となる。

なお、新潟県民、または日本中の新潟県出身者は、9割が強かれ弱かれアルビレックスを応援している。(ということにしておく)

[編集] その他

ビール業界と結託して洗脳活動にも余念がない。けどサッカー日本代表を応援してるビール会社とは違うんだよね
  • 試合は藤前干潟に1〜2週間に一回訪れるという大白鳥の背中の上で行われる。新潟が負けると、大白鳥が死んでしまい、動物愛護団体から訴えられるはめになる為、アウェーチームは勝ってはいけない。、
まあ、その昔、横浜のとあるクラブが6-0で勝っちゃったわけなんだが…。ただし、アルビレックスにそこまで求めていない、つまるところ、現状を十分すぎるほど理解しているファンが多いため、埼玉や大阪みたいにバス取り囲んで監督出せや騒ぎ2012年までは起きていなかった。しかし、1試合ごとに3万人を超える観客動員という新潟市民の人の良さに胡坐をかいていたら、2012年になっていつの間にか2万人前半までファン激減。そして、歴史上初めてのバス囲み。

弱いってのは、つまりそういうことである。
  • ユニフォームの胸に「亀田」の文字が入っている通り、亀田三兄弟が強力にバックアップしている。せやな、貴章、トゥーリオの怒りの矛先に選ばれて名古屋ガタガタにせえよ。
  • 本拠地は新潟市となっているけれど、クラブハウスと練習グラウンドは、田んぼと畑が多く残る北蒲原郡聖籠町存在しており、練習風景の写真からは都会的な建物がまったく見えない。
  • 2002年から2004年まで、大変珍しい金王国国籍の選手である安英学(アンヨンハッ)が在籍しており、J2優勝やJ1残留などに大きな貢献をしている。そのため、いまだにインターネットなどで金王国問題が噂されても、安の活躍があるからなあと感じる人間もいる。
  • なお、2012年に入団したキム・ジンス選手の活躍により、韓国に対しても同じ話が出てくる模様。
  • アルビレックス新潟に在籍歴を持つ選手は、他のJリーグチームでは浦和レッズ柏レイソル名古屋グランパスエイトのどれか2つに在籍歴を持つ選手がしばしば見られる。アルビからこれら3チームへの移出、これら3チームのどれかが古巣の選手がアルビに移入の、両方が含まれる。代表的選手として、山口素弘、安英学、矢野貴章、永田充など。
  • アルービレックス! ドンドンドドドン!! アルービレックス! ドンドンドドドン!! と連呼する応援スタイルが一般的だが、はっきり言えば、テーッハミング! ドンドンドドドン!! からパクっている。そのためか、いつの間にか「ア・イ・シ・テ・ル・ニ・ガ・タ!!」が主流となっている。
  • が、元となっている楽曲がユニコーンの「アイム・ア・ルーザー」というのが実にアルビレックスらしい。正確に言うとアルビファンらしい。元の歌詞がまた素晴らしくて、届かない身動きも出来ない叫んでも叫んでも空回り・・・うっ胸が。
  • エジミウソーーーン(泣)。
  • マルシオーーーーー(泣)。
  • 東口ーーーーー(泣)。
  • ジンスーーーーー(泣)
  • オシムに勝ちたかった。大佐にも勝ちたかった。ヴェルディにも勝ち逃げされた。(←こんなことを書くから2010年の天皇杯で勝てるチャンスを失うことになる。但しヴェルディが勝ち上がったら多分負けてた)
  • 中位論ではこのクラブのことを「新潟さん」と呼ぶ。これは「中位王」こと名古屋様に継ぐ中位力を持っていることから来る敬称である。また名古屋様から新潟さんの間の順位を「中位」とする説も存在する。つまり2010年の場合、1位や2位であろうと中位。10位以下は下位ということになる。しかし、1位が中位というのはちょっとまteという非常識な輩もいる。
  • なお、神社がスポンサーである以上、どこぞの宗教団体と相容れない関係で様々な制約がある気がしなくもない。まぁ、気のせいだ。多分。
  • 実は全星巧者。その昔、Jリーグでオールスターが行われた場合には負けたことが無い。なお新潟は東軍になったり西軍になったり、はっきりしない中途半端な地域なんだ。

[編集] 関連

ExSport.png この項目「アルビレックス新潟」は、エキサイト不足のようだね。
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